にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

20240615101703

まいにち応用 令和4年度春問題解説 問17 問18

情報処理技術者試験 応用情報処理の令和4年度春問
題を2問ずつ解いていきます。

問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

問17
一つのI2Cバスに接続された二つのセンサがある。それぞれのセンサ値を
読み込む二つのタスクで排他的に制御したい。利用するリアルタイムOS
の機能として、適切なものはどれか。
ア キュー
イ セマフォ
ウ マルチスレッド
エ ラウンドロビン


問18
フラグメンテーションに関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア 可変長ブロックのメモリプール管理方式では、様々な大きさのメモリ
  領域の獲得や返却を行ってもフラグメンテーションは発生しない。
イ 固定長ブロックのメモリプール管理方式では、可変長ブロックのメモ
  リプール管理方式よりもメモリ領域の獲得と返却を速く行えるが、フ
  ラグメンテーションが発生しやすい。
ウ フラグメンテーションの発生によって、合計としては十分な空きメモ
  リ領域があるにもかかわらず、必要とするメモリ領域を獲得できなく
  なることがある。
エ メモリ領域の獲得と返却の頻度が高いシステムでは、フラグメンテー
  ションの発生を防止するため、メモリ領域が返却されるたびにガーベ
  ジコレクションを行う必要がある。

 


(正解)

イウ

(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
 こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。

 

問17
一つのI2Cバスに接続された二つのセンサがある。それぞれのセンサ値を
読み込む二つのタスクで排他的に制御したい。利用するリアルタイムOS
の機能として、適切なものはどれか。
ア キュー
イ セマフォ
ウ マルチスレッド
エ ラウンドロビン


問18
フラグメンテーションに関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア 可変長ブロックのメモリプール管理方式では、様々な大きさのメモリ
  領域の獲得や返却を行ってもフラグメンテーションは発生しない。
イ 固定長ブロックのメモリプール管理方式では、可変長ブロックのメモ
  リプール管理方式よりもメモリ領域の獲得と返却を速く行えるが、フ
  ラグメンテーションが発生しやすい。
ウ フラグメンテーションの発生によって、合計としては十分な空きメモ
  リ領域があるにもかかわらず、必要とするメモリ領域を獲得できなく
  なることがある。
エ メモリ領域の獲得と返却の頻度が高いシステムでは、フラグメンテー
  ションの発生を防止するため、メモリ領域が返却されるたびにガーベ
  ジコレクションを行う必要がある。