にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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まいにちあいぱす 令和6年度問題解説 問43 問44 問45


情報処理技術者試験 レベル1 ITパスポート令和6年度の
問題(全100問)を各回3問ずつ解いていきます。問題の解
き方や考え方を理解し、重要な語句を暗記しましょう。

なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

 

問43
情報システムに関する施設や設備を維持保全するために行うリスク対
策のうち,ファシリティマネジメントの観点から行う対策として,適
切なものだけを全て挙げたものはどれか。


a コンピュータ室への入室を,認可した者だけに限定する。
b コンピュータの設置場所を示す標識を掲示しない。
c 利用者のPCにマルウェア対策ソフトを導入する。

ア a
イ a,b
ウ a,c
エ b,c


問44
提供しているITシステムが事業のニーズを満たせるように,人材,
プロセス,情報技術を適切に組み合わせ,継続的に改善して管理する
活動として,最も適切なものはどれか。

ア ITサービスマネジメント
イ システム監査
ウ ヒューマンリソースマネジメント
エ ファシリティマネジメント


問45
本番稼働後の業務遂行のために,業務別にサービス利用方法の手順を
示した文書として,最も適切なものはどれか。

ア FAQ
イ サービスレベル合意書
ウ システム要件定義書
エ 利用者マニュアル

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まいにちあいぱす 令和6年度問題解説 問40 問41 問42


情報処理技術者試験 レベル1 ITパスポート令和6年度の
問題(全100問)を各回3問ずつ解いていきます。問題の解
き方や考え方を理解し、重要な語句を暗記しましょう。

なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

 

問40
アジャイル開発に関する記述として,最も適切なものはどれか。

ア 開発する機能を小さい単位に分割して,優先度の高いもの
  から短期間で開発とリリースを繰り返す。
イ 共通フレームを適用して要件定義,設計などの工程名及び
  作成する文書を定義する。
ウ システム開発を上流工程から下流工程まで順番に進めて,
  全ての開発工程が終了してからリリースする。
エ プロトタイプを作成して利用者に確認を求め,利用者の評
  価とフィードバックを行いながら開発を進めていく。


問41
あるプロジェクトの作業間の関係と所要時間がアローダイアグ
ラムで示されている。このアローダイアグラムのBからEの四
つの結合点のうち,工程全体の完了時間に影響を与えることな
く,その結合点から始まる全ての作業の開始を最も遅らせるこ
とができるものはどれか。ここで,各結合点から始まる作業は
その結合点に至る作業が全て完了するまで開始できず,作業か
ら次の作業への段取り時間は考えないものとする。


ア B
イ C
ウ D
エ E


問42
システム監査人の役割として,適切なものだけを全て挙げたも
のはどれか。

a 監査手続の種類,実施時期,適用範囲などについて,監査
  計画を立案する。
b 監査の目的に応じた監査報告書を作成し,社内に公開する。
c 監査報告書にある改善提案に基づく改善の実施を監査対象
  部門に指示する。
d 監査報告書にある改善提案に基づく改善の実施状況をモニ
  タリングする。

ア a,b
イ a,d
ウ b,c
エ c,d


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まいにちあいぱす 令和6年度問題解説 問37 問38 問39


情報処理技術者試験 レベル1 ITパスポート令和6年度の
問題(全100問)を各回3問ずつ解いていきます。問題の解
き方や考え方を理解し、重要な語句を暗記しましょう。

なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

 

問37
システム開発プロジェクトを終結する時に,プロジェクト統合
マネジメントで実施する活動として,最も適切なものはどれか。

ア 工程の進捗の予定と実績の差異を分析する。
イ 作成した全ての成果物の一覧を確認する。
ウ 総費用の予算と実績の差異を分析する。
エ 知識や教訓を組織の資産として登録する。


問38
あるシステムの運用において,利用者との間でSLAを交わし,
利用可能日を月曜日から金曜日,1日の利用可能時間を7時から
22時まで,稼働率を98%以上で合意した。1週間の運用にお
いて,障害などでシステムの停止を許容できる時間は最大何時間
か。

ア 0.3
イ 1.5
ウ 1.8
エ 2.1


問39
サービスデスクを評価するためには適切なKPIを定めて評価す
る必要がある。顧客満足度を高めるために値が小さい方が良いK
PIとして,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a SLAで合意された目標時間内に対応が完了したインシデン
  ト件数の割合
b 1回の問合せで解決ができたインシデント件数の割合
c 二次担当へエスカレーションされたインシデント件数の割合
d 利用者がサービスデスクの担当者につながるまでに費やした
  時間

ア a,b
イ a,d
ウ b,c
エ c,d

 

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まいにちあいぱす 令和6年度問題解説 問34 問35 問36


情報処理技術者試験 レベル1 ITパスポート令和6年度の
問題(全100問)を各回3問ずつ解いていきます。問題の解
き方や考え方を理解し、重要な語句を暗記しましょう。

なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

 

問34
顧客の特徴に応じたきめ細かい対応を行うことによって,顧客
と長期的に良好な関係を築き,顧客満足度の向上や取引関係の
継続につなげる仕組みを構築したい。その仕組みの構成要素の
一つとして,営業活動で入手した顧客に関する属性情報や顧客
との交渉履歴などを蓄積し,社内で共有できるシステムを導入
することにした。この目的を達成できるシステムとして,最も
適切なものはどれか。

ア CAEシステム
イ MRPシステム
ウ SCMシステム
エ SFAシステム


問35
実用新案に関する記述として,最も適切なものはどれか。

ア 今までにない製造方法は,実用新案の対象となる。
イ 自然法則を利用した技術的思想の創作で高度なものだけが,
  実用新案の対象となる。
ウ 新規性の審査に合格したものだけが実用新案として登録さ
  れる。
エ 複数の物品を組み合わせて考案した新たな製品は,実用新
  案の対象となる。


問36
プロジェクトに該当する事例として,適切なものだけを全て挙
げたものはどれか。

a 会社合併に伴う新組織への移行
b 社内システムの問合せや不具合を受け付けるサービスデス
  クの運用
c 新規の経理システム導入に向けたプログラム開発
d 毎年度末に実施する会計処理

ア a,c
イ b,c
ウ b,d
エ c

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