DBソフトは何か一つやってみるといいよー
基本1情報処理技術者試験の平成30年春 午前の問題
(全80問)を3問ずつ解いていきます。問題の解き
方や考え方をわかりやすく、解説してみる連載です。
なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問28
次の埋込みSQLを用いたプログラムの一部において、
Xは何を表す名前か。
ア カーソル
イ スキーマ
ウ テーブル
エ ビュー
問29
データベースの更新前や更新後の値を書き出して、デ
ータベースの更新記録として保存するファイルはどれ
か。
ア ダンプファイル
イ チェックポイントファイル
ウ バックアップファイル
エ ログファイル
問30
RDBMSのロックの粒度に関する次の記述において、
a、bの組合せとして適切なものはどれか。
並行に処理される2つのトランザクションがそれぞれ
一つの表内の複数の行を更新する。行単位のロックを
使用する場合と表単位のロックを使用する場合とを比
べると、ロックの競合がより起こりやすいのは
( a )単位のロックを使用する場合である。また、
トランザクション実行中にロックを管理するためのR
DBMSのメモリ使用領域がより多く必要になるのは
( b )単位のロックを使用する場合である。
(正解でござんすよ)
ア
エ
ウ
(解説するぞなもし)
28
埋め込み型SQLの問題です。
これをカーソルといって、別のプログラム
の中からデータベースを触れるという。
29
他の3つも覚えて欲しいものですが、この
場合は結果の記録なので、ログです。
30
ロックの競合が起こりやすいのは、データ
の範囲が大きい「表」。一方で、メモリは
トランザクション量で変わっていくので
「行」になります。