にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

20221224103753

まいにち高度 令和2年度問題解説 問7 問8 問9

情報処理技術者試験 高度区分試験の令和2年度問題
(全30問)を隔日3問ずつ解いていきます。

問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

f:id:koharuwest:20211107170943p:plain

 

問7
SRAMと比較した場合のDRAMの特徴はどれか。

ア 主にキャッシュメモリとして使用される。
イ データを保持するためのリフレッシュ又はアクセス動作が
  不要である。
ウ メモリセル構成が単純なので、ビット当たりの単価が安く
  なる。
エ メモリセルにフリップフロップを用いてデータを保存する。


問8
8ビットD/A変換器を使って、負でない電圧を発生させる。使用
するD/A変換器は、最下位の1ビットの変化で出力が10ミリV変化
する。データに0を与えたときの出力は0ミリVである。データに
16進表示で82を与えたときの出力は何ミリVか。

ア 820
イ 1、024
ウ 1、300
エ 1、312


 問9
UMLを用いて表した図のデータモデルから、"部品"表、"納入"表
及び"メーカ"表を関係データベース上に定義するときの解釈のう
ち、適切なものはどれか。

f:id:koharuwest:20211123112857p:plain
ア 同一の部品を同一のメーカから複数回納入することは許されない。
イ "納入"表に外部キーは必要ない。
ウ 部品番号とメーカ番号の組みを"納入"表の候補キーの一部にできる。
エ "メーカ"表は、外部キーとして部品番号をもつことになる。


(正解)

ウウウ

(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
 こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています

問7
SRAMと比較した場合のDRAMの特徴はどれか。

ア 主にキャッシュメモリとして使用される。
イ データを保持するためのリフレッシュ又はアクセス動作が
  不要である。
ウ メモリセル構成が単純なので、ビット当たりの単価が安く
  なる。
エ メモリセルにフリップフロップを用いてデータを保存する。

SRAMは高速でフリップフロップですが、高価。
DRAMはお安くて普及しております。


問8
8ビットD/A変換器を使って、負でない電圧を発生させる。使用
するD/A変換器は、最下位の1ビットの変化で出力が10ミリV変化
する。データに0を与えたときの出力は0ミリVである。データに
16進表示で82を与えたときの出力は何ミリVか。

ア 820
イ 1、024
ウ 1、300
エ 1、312

16進数82をとりあえず2進数にすると
10000010

最上位の1は128なので1280
下から2つ目の1は2なので20

合計で・・・


 問9
UMLを用いて表した図のデータモデルから、"部品"表、"納入"表
及び"メーカ"表を関係データベース上に定義するときの解釈のう
ち、適切なものはどれか。

f:id:koharuwest:20211123112857p:plain
ア 同一の部品を同一のメーカから複数回納入することは許されない。
  部品番号と納入が1多なのでそれはない
イ "納入"表に外部キーは必要ない。
  どこに書いてるんだそんなの
ウ 部品番号とメーカ番号の組みを"納入"表の候補キーの一部にできる。
エ "メーカ"表は、外部キーとして部品番号をもつことになる。
  んなことないでしょ。