にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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まいにち高度 令和2年度問題解説 問10 問11 問12

情報処理技術者試験 高度区分試験の令和2年度問題
(全30問)を隔日3問ずつ解いていきます。

問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

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問10

図のようなネットワーク構成のシステムにおいて、同じメッセージ長
のデータをホストコンピュータとの間で送受信した場合のターンアラ
ウンドタイムは、端末Aでは100ミリ秒、端末Bでは820ミリ秒であっ
た。上り、下りのメッセージ長は同じ長さで、ホストコンピュータで
の処理時間は端末A、端末Bのどちらから利用しても同じとするとき、
端末Aからホストコンピュータへの片道の伝送時間は何ミリ秒か。こ
こで、ターンアラウンドタイムは、端末がデータを回線に送信し始め
てから応答データを受信し終わるまでの時間とし、伝送時間は回線速
度だけに依存するものとする。

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ア 10
イ 20
ウ 30
エ 40


問11
TCP、UDPのポート番号を識別し、プライベートIPアドレスとグロー
バルIPアドレスとの対応関係を管理することによって、プライベート
IPアドレスを使用するLAN上の複数の端末が、一つのグローバルIPア
ドレスを共有してインターネットにアクセスする仕組みはどれか。

ア IPスプーフィング
イ IPマルチキャスト
ウ NAPT
エ NTP


問12

PCからサーバに対し、IPv6を利用した通信を行う場合、ネットワーク
層で暗号化を行うのに利用するものはどれか。

ア IPsec
イ PPP
ウ SSH
エ SSL


(正解)

エウア

(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
 こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています

問10

図のようなネットワーク構成のシステムにおいて、同じメッセージ長
のデータをホストコンピュータとの間で送受信した場合のターンアラ
ウンドタイムは、端末Aでは100ミリ秒、端末Bでは820ミリ秒であっ
た。上り、下りのメッセージ長は同じ長さで、ホストコンピュータで
の処理時間は端末A、端末Bのどちらから利用しても同じとするとき、
端末Aからホストコンピュータへの片道の伝送時間は何ミリ秒か。こ
こで、ターンアラウンドタイムは、端末がデータを回線に送信し始め
てから応答データを受信し終わるまでの時間とし、伝送時間は回線速
度だけに依存するものとする。

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ア 10
イ 20
ウ 30
エ 40

ターンアラウンドタイム=伝送時間+処理時間です。
処理時間はAもBも同じなので
Aは100ーXで処理時間が出ます。
Bは820ーXで処理時間が出ます。

回線速度はAがBの10倍なので
(100-X)*10=(820-X)
という方程式ができます。

解くと
1000-10X=820-X
-9X=-180
    X=20
となって、処理時間が20msであることがわかります。
よって、代入して
100-20=80
で往復の伝送時間
片道はその半分なのでエです


問11
TCP、UDPのポート番号を識別し、プライベートIPアドレスとグロー
バルIPアドレスとの対応関係を管理することによって、プライベート
IPアドレスを使用するLAN上の複数の端末が、一つのグローバルIPア
ドレスを共有してインターネットにアクセスする仕組みはどれか。

ア IPスプーフィング
イ IPマルチキャスト
ウ NAPT
エ NTP


問12

PCからサーバに対し、IPv6を利用した通信を行う場合、ネットワーク
層で暗号化を行うのに利用するものはどれか。

ア IPsec
イ PPP
ウ SSH
エ SSL

ネットワーク層はIPなのです。