何かサンプルを置いて、一つだけ考えるのが吉です。
基本情報処理技術者試験の令和元年問題を解いていき
ます。問題の解き方や考え方をなるべくわかりやすく、
解説してみる連載です。
※問題の引用についてはIPAのルールに則っております。
問9
配列Aが図2の状態のとき、図1の流れ図を実行する
と、配列Bが図3の状態になった。図1のaに入れる
べき操作はどれか。ここで、配列A、Bの要素をそれ
ぞれA(i、j)、B(i、j)とする。
問11
自然数nに対して、次のように再帰的に定義される関
数f(n)を考える。f(5)の値はどれか。
問12
1GHzのクロックで動作するCPUがある。このC
PUは、機械語の1命令を平均0.8クロックで実行
できることが分かっている。このCPUは1秒間に平
均何万命令を実行できるか。
(解答と解説)
問9
Fの文字を横倒しにするんですね。
こういうのは一箇所サンプルを取るといいです。
例えば A(0 6)はB(6 7)に移動しているので
ア (7 1)失敗
イ (7 6)失敗
ウ (0 1)失敗
エ (6 7)成功!
正解エ
問10
やってみましょう。
5+4+3+2+1=15
15/13=1あまり2
正解イ
問11
引数が1になるまでn+f(nー1)を繰り返すので
5+f(4)
5+4+f(3)
5+4+3+f(2)
5+4+3+2+1=15
正解ウ
問12
1GHZ =10^9HZ
10^9/0.8=125000
正解エ