にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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ITパスポートと情報1の関係性について(補足)

ITパスポートと情報1の関係性について

北海道札幌市からお届けする。
にしの夫妻によるブログ、にしのクエスト2です。

 

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この記事の


ITパスポートとはほぼイコールに

中にはITパスポート取得者は共通テスト「情報」の免除!を
うたっている学校もあるようです。内容も共通化されるため。

現在、社会人の人にとっては難易度が上がり
情報1を学んだ学生には難易度が下がる

そんなイメージになると思われます。情報系の学校に行かれる
方や理工学系のイメージではITパスポートの取得は有利に働く
可能性があります。

この辺の補足をしておきます。

情報1はかつての情報科目とは違い、コンピュータの操作に特
化するものではなく。

「コンピュターを使って問題解決をしようぜ」という科目にな
りました。

問題解決というと、何か自分に欠点があってそれを克服するイ
メージになりがちですが。そうではなくて、

「問題とは理想と現実のギャップである」

とされています。

例えば、足が遅い自分がいて。それを「カメラで撮影」してモ
ーションキャプチャしてAIを使って速い人とのフォームとの
差を分析し、具体的にどのように動いたら足が速くなるか。

こういうふうに使っていこうぜ!
という内容になっています。

さてさて、ITパスポートは9月から新試験要綱となり・・・。
「職業人を目指す人のIT活用能力」の基本的な知識の習得を目
指します。

あれ?あれあれ?

社会の業務を解決することも「問題解決」たりうるわけで。
ITパスポートと情報1は切ってもきれない関係性があると言え
ます。うわあ。

情報2

これは試験範囲外となりますが、数学との融合っていう点でも
専門科目としての位置としても学んでも良い科目です。

これも補足しておくと、情報2では1で学んだ活用能力に加え
てざっくり言いますと「IT自体を自分向けにカスタマイズする
力」みたいなのを学びます。それはちょっと面白いけれど、高
度なので試験には向かない(教えることのできる人材も限られ
るでしょう)てえことです。

ではでは。