にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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情報と大学入試とITパスポート

大まかに「情報」が大学入試でどう活用されるか
出揃ってきました

北海道札幌市からお届けする。
にしの夫妻によるブログ、にしのクエスト2です。

そんなわけで、まとめていきましょう

ほとんどの大学で「情報」をどう扱うのか出揃いました。
(ここでは具体的な名前を出しませんので、各大学の発表
 を見てご自身で確認されることをお願いいたします。)

(1)共通テスト
 ・情報の受験を課さない
 ・受験は課すが、参考点として扱う
 ・受験も課すし、選択科目の一つとして扱う
 ・必須科目である
 ・重点とするので、高い点数を要求する

大体このパターンです。文系学部は「参考点パターン」
が多いような気がします。(同点になった場合見る!
っていう参考点もあれば、一切参考にしないところも
あって。ニュアンスが異なるケースもあります)

(2)2次試験
 ・情報は課さない
 ・2次試験で共通テスト情報の点数を使う
 ・独自の情報の試験を行う

このパターンですが、1次試験では参考点にするものの
2次試験では点数として扱う・・・学部学科によっては
そういった対応も面白いです。

ITパスポートとはほぼイコールに

中にはITパスポート取得者は共通テスト「情報」の免除!を
うたっている学校もあるようです。内容も共通化されるため。

現在、社会人の人にとっては難易度が上がり
情報1を学んだ学生には難易度が下がる

そんなイメージになると思われます。情報系の学校に行かれる
方や理工学系のイメージではITパスポートの取得は有利に働く
可能性があります。

情報2

これは試験範囲外となりますが、数学との融合っていう点でも
専門科目としての位置としても学んでも良い科目です。

しかし、入試を考えると高校での扱いは難しくなるよなあと。
個人的には思います。

ではでは。