にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

20221224103753

これからどうなる?情報処理技術者試験とその方向

相変わらずですが、こちらの発表の続きとなります。

www.ipa.go.jp

そして、前回の記事がこれです。

 

www.nsnq.tech

これに基づいて、今回のお話をしていきます。
ただし、全てあくまで私の私見であり。
憶測です。

全ての試験がCBTになるだろう

コロナの影響で、会場の確保や感染対策が難しくなりました。
また、試験管の確保も採点者の確保も難しいでしょう。
現在はITパスポート、基本情報、セキュマネがCBT化して
通年の受験が行われる予定ですが、応用情報以上の上位区分
についても、CBTと通年化が段階的に行われるのではないか
と考えます。むしろ、そうじゃない理由がなくなりつつあり。

プログラミングは必須に

義務教育や高等学校でのプログラミング必修化に伴って、応
用情報や情報処理安全確保支援士などでも、プログラミング
までは行かなくともコマンドラインや、簡単なセキュアプロ
グラミングについて出題の対象になると思われます。

先日のSCでも久しぶりにセキュアプログラミングが出てき
たので、そうなのかな?って勝手に思っています。

難易度は全般的に低下する?

CBT化し、受験回数が増えるならば。試験時間も短くせざ
るを得ず、問題数も少なくなると思われます。レベル4まで
CBTにするのならば、情報処理技術者試験全体のレベルは
下がるのではと思われます。

更新制度もありうる

なので、情報処理安全確保支援士のような登録制度や更新制
度がレベル4には備わってくる可能性も否定できません。

過去問の取り扱いについて

受験者数の減少に伴い、過去問は無料では公開されず。IPA
が著作権を持った形で出版されるのではという憶測がありま
す。うーん。

学生に受験しやすい施策を求めたい

どうあれ言いたいことは、受験料がだったら高すぎだろ!
っていうことです。せめて、ITの裾野とも言える学生さん
たちには学割など、やすく受験の機会を与えてあげる施策を
ぜひお願いしたいと思っています。