にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

20221224103753

まいにち応用 令和4年度春問題解説 問5 問6

情報処理技術者試験 応用情報処理の令和4年度春問
題を2問ずつ解いていきます。

問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。



問5
リストには、配列で実現する場合とポインタで実現する場合とがある。リ
ストを配列で実現した場合の特徴として、適切なものはどれか。ここで、
配列を用いたリストは配列に要素を連続して格納することによってリスト
を構成し、ポインタを用いたリストは要素と次の要素へのポインタを用い
ることによってリストを構成するものとする。

ア リストにある実際の要素数にかかわらず、リストに入れられる要素の
  最大個数に対応した領域を確保し、実際には使用されない領域が発生
  する可能性がある。
イ リストの中間要素を参照するには、リストの先頭から順番に要素をた
  どっていくことから、要素数に比例した時間が必要となる。
ウ リストの要素を格納する領域の他に、次の要素を指し示すための領域
  が別途必要となる。
エ リストへの挿入位置が分かる場合には、リストにある実際の要素数に
  かかわらず、要素の挿入を一定時間で行うことができる。


問6
再入可能プログラムの特徴はどれか。

ア 主記憶上のどこのアドレスに配置しても、実行することができる。
イ 手続の内部から自分自身を呼び出すことができる。
ウ 必要な部分を補助記憶装置から読み込みながら動作する。主記憶領域の
  大きさに制限があるときに、有効な手法である。
エ 複数のタスクからの呼出しに対して、並行して実行されても、それぞれ
  のタスクに正しい結果を返す。

 


(正解)

アエ

(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
 こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。


問5
リストには、配列で実現する場合とポインタで実現する場合とがある。リ
ストを配列で実現した場合の特徴として、適切なものはどれか。ここで、
配列を用いたリストは配列に要素を連続して格納することによってリスト
を構成し、ポインタを用いたリストは要素と次の要素へのポインタを用い
ることによってリストを構成するものとする。

ア リストにある実際の要素数にかかわらず、リストに入れられる要素の
  最大個数に対応した領域を確保し、実際には使用されない領域が発生
  する可能性がある。
イ リストの中間要素を参照するには、リストの先頭から順番に要素をた
  どっていくことから、要素数に比例した時間が必要となる。
ウ リストの要素を格納する領域の他に、次の要素を指し示すための領域
  が別途必要となる。
エ リストへの挿入位置が分かる場合には、リストにある実際の要素数に
  かかわらず、要素の挿入を一定時間で行うことができる。


問6
再入可能プログラムの特徴はどれか。

ア 主記憶上のどこのアドレスに配置しても、実行することができる。
イ 手続の内部から自分自身を呼び出すことができる。
ウ 必要な部分を補助記憶装置から読み込みながら動作する。主記憶領域の
  大きさに制限があるときに、有効な手法である。
エ 複数のタスクからの呼出しに対して、並行して実行されても、それぞれ
  のタスクに正しい結果を返す。