調子が出てきたぞ!・・・え?25問で終わりなの?
情報処理安全確保支援士試験の令和元年秋午後2問題
を解いていきます。問題の解き方や考え方をなるべく
わかりやすく、解説してみる連載です。
※問題の引用についてはIPAのルールに則っております。
問19 IPv4ネットワークにおいて、IPパケット
の分割処理と、分割されたパケットを元に戻す再構築処
理に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア IPパケットの再構築処理は宛先のホストで行われ
る。
イ IPパケットの再構築処理は中継するルータで行わ
れる。
ウ IPパケットの分割処理は送信元のホストだけで行
われる。
エ IPパケットの分割処理は中継するルータだけで行
われる。
問20 TCPに関する記述のうち、適切なものはどれ
か。
ア OSI基本参照モデルのネットワーク層の機能であ
る。
イ ウインドウ制御の単位は、バイトではなくビットで
ある。
ウ 確認応答がない場合は再送処理によってデータ回復
を行う。
エ データの順序番号をもたないので、データは受信し
た順番のままで処理する。
問21 JSON形式で表現される図1、図2のような
商品データを複数のWebサービスから取得し、商品デ
ータベ-スとして蓄積する際のデータの格納方法に関す
る記述のうち、適切なものはどれか。ここで、商品デー
タの取得元となるWebサービスは随時変更され、項目
数や内容は予測できない。したがって、商品データベー
スの検索時に使用するキーにはあらかじめ制限を設けな
い。
ア 階層型データベースを使用し、項目名を上位階層と
し、値を下位階層とした2階層でデ-タを格納する。
イ グラフ型データベースを使用し、商品データの項目
名の集合から成るノードと値の集合から成るノード
を作り、二つのノードを関係づけたグラフとしてデ
ータを格納する。
ウ ドキュメント型データベースを使用し、項目構成の
違いを区別せず、商品データ単位にデータを格納す
る。
エ リレーショナルデータベースを使用し、商品データ
の各項目名を個別の列名とした表を定義してデータ
を格納する。
(解答と解説)
問19
分割されたパケットを元に戻す再構築処理。
当然相手のホストのお仕事でし。途中で再構築しても。
ア IPパケットの再構築処理は宛先のホストで行われ
る。
問20
ウ 確認応答がない場合は再送処理によってデータ回復
を行う。
問21
JSONだし・・・
ウ ドキュメント型データベースを使用し、項目構成の
違いを区別せず、商品データ単位にデータを格納す
る。