にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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まいにち応用 令和4年度春問題解説 問3 問4

情報処理技術者試験 応用情報処理の令和4年度春問
題を2問ずつ解いていきます。

問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。



問3
M/M/1の待ち行列モデルにおいて、窓口の利用率が25%から40%に増えると、
平均待ち時間は何倍になるか。

ア 1.25
イ 1.60
ウ 2.00
エ 3.00


(正解)

ウア

(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
 こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。


問3
M/M/1の待ち行列モデルにおいて、窓口の利用率が25%から40%に増えると、
平均待ち時間は何倍になるか。

ア 1.25
イ 1.60
ウ 2.00
エ 3.00


公式の通りですが

平均サービス時間=(利用率/1ー利用率)*平均サービス時間

平均サービス時間は仮に1とかにしておきましょう。

25%の時は 0.25/0.75*1=1/3
40%の時は 0.4/0.6*1=2/3

なので2倍です。


ハミング符号1110011は

x1=1  x2=1 x3=1 x4=0
p1=1 p2=1 p3=0 

それぞれを検証すると

1 1 1 0 1 =1

2 1 1 0 1 =1

3 1 1 1 0 =1

あれ?全部1になりますね。ということは
1箇所全部間違えています。

全部共通して入っているのがx1なので、x1が誤り。
つまりx1を反転させたアが正しい