にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

20240615101703

まいにちネスペ 令和4年度春午前2問題解説 問9 問10

情報処理技術者試験 ネットワークスペシャリストの
令和4年度春問題、午前2を隔日2問ずつ解いていき
ます。

問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

問9

IPv4アドレスが 192.168.10.0/24〜192.168.58.0/24
のネットワークを対象に経路を集約するとき、集約した経路のネットワークの
ビット数がもっとも多くなるものはどれか。

ア 192.168.0.0/16
イ 192.168.0.0/17
ウ 192.168.0.0/18
エ 192.168.0.0/19


問10
IEEE 802.3のイーサネットパケットが図の構成のとき、IPv4とIP
v6によって異なるものはどれか。

ア SFDの値
イ 宛先MACアドレスと送信元MACアドレスの長さ
ウ タイプの値
エ データの最大長

 


(正解)

イイ

(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
 こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています

問9

IPv4アドレスが 192.168.10.0/24〜192.168.58.0/24
のネットワークを対象に経路を集約するとき、集約した経路のネットワークの
ビット数がもっとも多くなるものはどれか。

ア 192.168.0.0/16
イ 192.168.0.0/17
ウ 192.168.0.0/18
エ 192.168.0.0/19


192.168.10.0
1100000 10101000 00001010 0000000
192.168.58.0
1100000 10101000 00111010 0000000

共通する部分が18ビットなので、ここで集約できます。

 


問10
IEEE 802.3のイーサネットパケットが図の構成のとき、IPv4とIP
v6によって異なるものはどれか。

ア SFDの値 この値でスタートするので、変更できません
イ 宛先MACアドレスと送信元MACアドレスの長さ MACは固有なので変更できません
ウ タイプの値 プロトコルの違いがあるのでコレが正解です。
エ データの最大長 データは一定です・・・