情報処理技術者試験 応用情報処理の令和3年度秋問
題を隔日3問ずつ解いていきます。
問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問67
バリューチェーンの説明はどれか。
ア 企業活動を、五つの主活動と四つの支援活動に区分し、企業の
競争優位の源泉を分析するフレームワーク
イ 企業の内部環境と外部環境を分析し、自社の強みと弱み、自社
を取り巻く機会と脅威を整理し明確にする手法
ウ 財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長の四つの視点
から企業を分析し、戦略マップを策定するフレームワーク
エ 商品やサービスを、誰に、何を、どのように提供するかを分析
し、事業領域を明確にする手法
問68
あるメーカがビールと清涼飲料水を生産する場合、表に示すように
6種類のケース(A〜F)によって異なるコストが掛かる。このメーカ
の両製品の生産活動におけるスケールメリットとシナジー効果につ
いての記述のうち、適切なものはどれか。
ア スケールメリットはあるが、シナジー効果はない。
イ スケールメリットはないが、シナジー効果はある。
ウ スケールメリットとシナジー効果がともにある。
エ スケールメリットとシナジー効果がともにない。
問69
新しい事業に取り組む際の手法として、E.リースが提唱したリーン
スタートアップの説明はどれか。
ア 国・地方公共団体など、公共機関の補助金・助成金の交付を前
提とし、事前に詳細な事業計画を検討・立案した上で、公共性
のある事業を立ち上げる手法
イ 市場環境の変化によって競争力を喪失した事業分野に対して、
経営資源を大規模に追加投入し、リニューアルすることによっ
て、基幹事業として再出発を期す手法
ウ 持続可能な事業を迅速に構築し、展開するために、あらかじめ
詳細に立案された事業計画を厳格に遂行して、成果の検証や計
画の変更を最小限にとどめる手法
エ 実用最小限の製品・サービスを短期間で作り、構築・計測・学
習というフィードバックループで改良や方向転換をして、継続
的にイノベーションを行う手
(正解)
アイエ
(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています
問67
バリューチェーンの説明はどれか。
マイケルポーター競争優位の原則ですい
ア 企業活動を、五つの主活動と四つの支援活動に区分し、企業の
競争優位の源泉を分析するフレームワーク
イ 企業の内部環境と外部環境を分析し、自社の強みと弱み、自社
を取り巻く機会と脅威を整理し明確にする手法
ウ 財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長の四つの視点
から企業を分析し、戦略マップを策定するフレームワーク
エ 商品やサービスを、誰に、何を、どのように提供するかを分析
し、事業領域を明確にする手法
問68
あるメーカがビールと清涼飲料水を生産する場合、表に示すように
6種類のケース(A〜F)によって異なるコストが掛かる。このメーカ
の両製品の生産活動におけるスケールメリットとシナジー効果につ
いての記述のうち、適切なものはどれか。
ア スケールメリットはあるが、シナジー効果はない。
イ スケールメリットはないが、シナジー効果はある。
ウ スケールメリットとシナジー効果がともにある。
エ スケールメリットとシナジー効果がともにない。
ビールは10で750のコスト。清涼飲料は10で500のコスト。
それぞれ見ていくと、コスト削減にはなっている(シナジー)ので
すが、売上効果(スケールメリット)はなさそうです。
問69
新しい事業に取り組む際の手法として、E.リースが提唱したリーン
スタートアップの説明はどれか。小さく商売を始めて、改良を加え
ていく起業の方法です。
ア 国・地方公共団体など、公共機関の補助金・助成金の交付を前
提とし、事前に詳細な事業計画を検討・立案した上で、公共性
のある事業を立ち上げる手法
イ 市場環境の変化によって競争力を喪失した事業分野に対して、
経営資源を大規模に追加投入し、リニューアルすることによっ
て、基幹事業として再出発を期す手法
ウ 持続可能な事業を迅速に構築し、展開するために、あらかじめ
詳細に立案された事業計画を厳格に遂行して、成果の検証や計
画の変更を最小限にとどめる手法
エ 実用最小限の製品・サービスを短期間で作り、構築・計測・学
習というフィードバックループで改良や方向転換をして、継続
的にイノベーションを行う手