高度試験の平成30年春午前1の問題(全30問)を
3問ずつ解いていきます。問題の解き方や考え方をわ
かりやすく、解説してみる連載です。
なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問25
情報システムの調達の際に作成されるRFIの説明は
どれか。
ア 調達者から供給者候補に対して、システム化の目
的や業務内容などを示し、情報の提供を依頼する
こと
イ 調達者から供給者候補に対して、対象システムや
調達条件などを示し、提案書の提出を依頼するこ
と
ウ 調達者から供給者に対して、契約内容で取り決め
た内容に関して、変更を要請すること
エ 調達者から供給者に対して、双方の役割分担など
を確認し、契約の締結を要請すること
問26
PPMにおいて、投資用の資金源と位置付けられる事
業はどれか。
ア 市場成長率が高く、相対的市場占有率が高い事業
イ 市場成長率が高く、相対的市場占有率が低い事業
ウ 市場成長率が低く、相対的市場占有率が高い事業
エ 市場成長率が低く、相対的市場占有率が低い事業
問27
現在の動向から未来を予測したり、システム分析に使
用したりする手法であり、専門的知識や経験を有する
複数の人にアンケート調査を行い、その結果を互いに
参照した上で調査を繰り返して、集団としての意見を
収束させる手法はどれか。
ア 因果関係分析法
イ クロスセクション法
ウ 時系列回帰分析法
エ デルファイ法
(正解でござんすよ)
ア
ウ
エ
(ひとこと解説するぞなもし)
問25
RFIのIはインフォメーション、情報を入手します。
問26
市場の成長率が高いと、何が起こるか分からず。
不確定な要素が残ります。
占有率が高ければ回収も容易でしょう。
問27
専門家にアンケート、デルファイ法ですね。