高度試験の平成30年春午前1の問題(全30問)を
3問ずつ解いていきます。問題の解き方や考え方をわ
かりやすく、解説してみる連載です。
なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問28
図は、製品Aの構成部品を示し、括弧内の数字は上位
の製品・部品1個当たりの所要数量である。この製品
Aを10個生産する場合、部品Cは、少なくとも何個
発注する必要があるか。ここで、現在の部品Bの在庫
は0個、部品Cの在庫は5個である。
ア 15
イ 20
ウ 25
エ 30
問29
取得原価30万円のPCを2年間使用した後、廃棄処
分し、廃棄費用2万円を現金で支払った。このときの
固定資産の除却損は廃棄費用も含めて何万円か。ここ
で、耐用年数は4年、減価償却は定額法、定額法の償
却率は0.250、残存価額は0円とする。
ア 9.5
イ 13.0
ウ 15.0
エ 17.0
問30
企業のWebサイトに接続してWebページを改ざん
し、システムの使用目的に反する動作をさせて業務を
妨害する行為を処罰の対象とする法律はどれか。
ア 刑法
イ 特定商取引法
ウ 不正競争防止法
エ プロバイダ責任制限法
(正解でござんすよ)
ウ
エ
ア
(ひとこと解説するぞなもし)
問28
ざっくり数えて30個なんですが、在庫がある
ので引き算しましょう。
問29
定額法なので、1年で7.5減少。2年で15万
円の残存価格。これを捨てたので−15廃棄費用
で−2
問30
処罰に関わる法律は刑法です。