にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

20221224103753

まいにち高度 令和2年度問題解説 問25 問26 問27

情報処理技術者試験 高度区分試験の令和2年度問題
を隔日3問ずつ解いていきます。

問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

f:id:koharuwest:20211107170943p:plain

問25
クラウドサービスの利用手順を、"利用計画の策定"、"クラウド事
業者の選定"、"クラウド事業者との契約締結"、"クラウド事業者
の管理"、"サービスの利用終了"としたときに、"利用計画の策定"
において、利用者が実施すべき事項はどれか。

ア クラウドサービスの利用目的、利用範囲、利用による期待効
  果を検討し、クラウドサービスに求める要件やクラウド事業
  者に求めるコントロール水準を定める。
イ クラウド事業者がSLAなどを適切に遵守しているかモニタリ
  ングし、また、自社で構築しているコントロールの有効性を
  確認し、改善の必要性を検討する。
ウ クラウド事業者との間で調整不可となる諸事項については、
  自社による代替策を用意した上で、クラウド事業者との間で
  コントロール水準をSLAなどで合意する。
エ 複数あるクラウド事業者のサービス内容を比較検討し、自社
  が求める要件及びコントロール水準が充足できるかどうかを
  判定する。
 
問26
企業の事業活動を機能ごとに主活動と支援活動に分け、企業が顧
客に提供する製品やサービスの利益は、どの活動で生み出されて
いるかを分析する手法はどれか。

ア 3C分析
イ SWOT分析
ウ バリューチェーン分析
エ ファイブフォース分析

問27

CPS(サイバーフィジカルシステム)を活用している事例はどれか。

ア 仮想化された標準的なシステム資源を用意しておき、業務内
  容に合わせてシステムの規模や構成をソフトウェアによって
  設定する。
イ 機器を販売するのではなく貸し出し、その機器に組み込まれ
  たセンサで使用状況を検知し、その情報を元に利用者から利
  用料金を徴収する。
ウ 業務処理機能やデータ蓄積機能をサーバにもたせ、クライア
  ント側はネットワーク接続と最小限の入出力機能だけをもた
  せてデスクトップの仮想化を行う。
エ 現実世界の都市の構造や活動状況のデータによって仮想世界
  を構築し、災害の発生や時間軸を自由に操作して、現実世界
  では実現できないシミュレーションを行う。

 


(正解)

アウエ

(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
 こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています

問25
クラウドサービスの利用手順を、"利用計画の策定"、"クラウド事
業者の選定"、"クラウド事業者との契約締結"、"クラウド事業者
の管理"、"サービスの利用終了"としたときに、"利用計画の策定"
において、利用者が実施すべき事項はどれか。

ア クラウドサービスの利用目的、利用範囲、利用による期待効
  果を検討し、クラウドサービスに求める要件やクラウド事業
  者に求めるコントロール水準を定める。
イ クラウド事業者がSLAなどを適切に遵守しているかモニタリ
  ングし、また、自社で構築しているコントロールの有効性を
  確認し、改善の必要性を検討する。
ウ クラウド事業者との間で調整不可となる諸事項については、
  自社による代替策を用意した上で、クラウド事業者との間で
  コントロール水準をSLAなどで合意する。
エ 複数あるクラウド事業者のサービス内容を比較検討し、自社
  が求める要件及びコントロール水準が充足できるかどうかを
  判定する。
 
問26
企業の事業活動を機能ごとに主活動と支援活動に分け、企業が顧
客に提供する製品やサービスの利益は、どの活動で生み出されて
いるかを分析する手法はどれか。

ア 3C分析
イ SWOT分析
ウ バリューチェーン分析
エ ファイブフォース分析

問27

CPS(サイバーフィジカルシステム)を活用している事例はどれか。

ア 仮想化された標準的なシステム資源を用意しておき、業務内
  容に合わせてシステムの規模や構成をソフトウェアによって
  設定する。
イ 機器を販売するのではなく貸し出し、その機器に組み込まれ
  たセンサで使用状況を検知し、その情報を元に利用者から利
  用料金を徴収する。
ウ 業務処理機能やデータ蓄積機能をサーバにもたせ、クライア
  ント側はネットワーク接続と最小限の入出力機能だけをもた
  せてデスクトップの仮想化を行う。
 現実世界の都市の構造や活動状況のデータによって仮想世界
  を構築し、災害の発生や時間軸を自由に操作して、現実世界
  では実現できないシミュレーションを行う。