情報処理技術者試験 応用情報処理の令和3年度秋問
題を隔日3問ずつ解いていきます。
問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問7
静的型付けを行うプログラム言語では、コンパイル時に変数名の誤
り、誤った値の代入などが発見できる。Webプログラミングで用い
られるスクリプト言語のうち、変数の静的型付けができるものはど
れか。
ア ECMAScript
イ JavaScript
ウ TypeScript
エ VBScript
問8
演算レジスタが16ビットのCPUで符号付き16ビット整数x1、x2を
16ビット符号付き加算(x1+x2)するときに、全てのx1、x2の組合
せにおいて加算結果がオーバフローしないものはどれか。ここで、
|x|はxの絶対値を表し、負数は2の補数で表すものとする。
ア |x1|+|x2|≦32,768の場合
イ |x1|及び|x2|がともに32,767未満の場合
ウ x1×x2>0の場合
エ x1とx2の符号が異なる場合
問9
メモリインタリーブの説明として、適切なものはどれか。
ア 主記憶と外部記憶を一元的にアドレス付けし、主記憶の物理
容量を超えるメモリ空間を提供する。
イ 主記憶と磁気ディスク装置との間にバッファメモリを置いて、
双方のアクセス速度の差を補う。
ウ 主記憶と入出力装置との間でCPUとは独立にデータ転送を行
う。
エ 主記憶を複数のバンクに分けて、CPUからのアクセス要求を
並列的に処理できるようにする。
(正解)
ウエエ
(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています
問7
静的型付けを行うプログラム言語では、コンパイル時に変数名の誤
り、誤った値の代入などが発見できる。Webプログラミングで用い
られるスクリプト言語のうち、変数の静的型付けができるものはど
れか。
ア ECMAScript
イ JavaScript
ウ TypeScript
エ VBScript
変数の静的型付けというのは、その変数が「数字」だったり、文字
だったりを入れることを定義できること int a; みたいな。
ほとんどは var a; みたいな何が入ってもいい動的型付けになる。
問8
演算レジスタが16ビットのCPUで符号付き16ビット整数x1、x2を
16ビット符号付き加算(x1+x2)するときに、全てのx1、x2の組合
せにおいて加算結果がオーバフローしないものはどれか。ここで、
|x|はxの絶対値を表し、負数は2の補数で表すものとする。
ア |x1|+|x2|≦32,768の場合
イ |x1|及び|x2|がともに32,767未満の場合
ウ x1×x2>0の場合
エ x1とx2の符号が異なる場合
格納可能な数値を超えてしまうとオーバーフローします。
16ビットで表すことのできる最大値は32767故に
ア 1+32767でオーバーフロー
イ 例えば32766+32766でダメ
ウ 掛け算でプラスになるということは、これもダメ。
問9
メモリインタリーブの説明として、適切なものはどれか。
ア 主記憶と外部記憶を一元的にアドレス付けし、主記憶の物理
容量を超えるメモリ空間を提供する。
イ 主記憶と磁気ディスク装置との間にバッファメモリを置いて、
双方のアクセス速度の差を補う。
ウ 主記憶と入出力装置との間でCPUとは独立にデータ転送を行
う。
エ 主記憶を複数のバンクに分けて、CPUからのアクセス要求を
並列的に処理できるようにする。