にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

20240615101703

まいにちあいぱす 令和3年度問題解説 問34 問35 問36

 f:id:koharuwest:20210613180254p:plain

情報処理技術者試験 レベル1 ITパスポートの令和3年度
問題(全100問)を隔日3問ずつ解いていきます。問題の解
き方や考え方を理解し、暗記していきましょう。

なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。

問34
SCMの導入による業務改善の事例として、最も適切なものはど
れか。

ア インターネットで商品を購入できるようにしたので、販売チ
  ャネルの拡大による売上増が見込めるようになった。
イ 営業担当者がもっている営業情報や営業ノウハウをデータベ
  ースで管理するようにしたので、それらを営業部門全体で共
  有できるようになった。
ウ ネットワークを利用して売上情報を製造元に伝達するように
  したので、製造元が製品をタイムリーに生産し、供給できる
  ようになった。
エ 販売店の売上データを本部のサーバに集めるようにしたので、
  年齢別や性別の販売トレンドの分析ができるようになった。


問35
ある製造業では、後工程から前工程への生産指示や、前工程から
後工程への部品を引き渡す際の納品書として、部品の品番などを
記録した電子式タグを用いる生産方式を採用している。サプライ
チェーンや内製におけるジャストインタイム生産方式の一つであ
るこのような生産方式として、最も適切なものはどれか。

ア かんばん方式
イ クラフト生産方式
ウ セル生産方式
エ 見込み生産方式


問36
開発期間10か月、開発の人件費予算1、000万円のプロジェ
クトがある。5か月経過した時点で、人件費の実績は600万円
であり、成果物は全体の40%が完成していた。このままの生産
性で完成まで開発を続けると、人件費の予算超過はいくらになる
か。

ア 100万円
イ 200万円
ウ 250万円
エ 500万円

 

 

 


(正解)



 

(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
 こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています

問34
SCMの導入による業務改善の事例として、最も適切なものはど
れか。サプライチェーンですね。生産から販売、廃棄までの一連
を最適化する仕組みです。

ア インターネットで商品を購入できるようにしたので、販売チ
  ャネルの拡大による売上増が見込めるようになった。
イ 営業担当者がもっている営業情報や営業ノウハウをデータベ
  ースで管理するようにしたので、それらを営業部門全体で共
  有できるようになった。
ウ ネットワークを利用して売上情報を製造元に伝達するように
  したので、製造元が製品をタイムリーに生産し、供給できる
  ようになった。
エ 販売店の売上データを本部のサーバに集めるようにしたので、
  年齢別や性別の販売トレンドの分析ができるようになった。


問35
ある製造業では、後工程から前工程への生産指示や、前工程から
後工程への部品を引き渡す際の納品書として、部品の品番などを
記録した電子式タグを用いる生産方式を採用している。サプライ
チェーンや内製におけるジャストインタイム生産方式の一つであ
るこのような生産方式として、最も適切なものはどれか。

ア かんばん方式
イ クラフト生産方式
ウ セル生産方式
エ 見込み生産方式


問36
開発期間10か月、開発の人件費予算1、000万円のプロジェ
クトがある。5か月経過した時点で、人件費の実績は600万円
であり、成果物は全体の40%が完成していた。このままの生産
性で完成まで開発を続けると、人件費の予算超過はいくらになる
か。

ア 100万円
イ 200万円
ウ 250万円
エ 500万円

 5ヶ月で40%なので、1ヶ月で8%進行する。
1ヶ月で人件費は120万円
13ヶ月、残り8ヶ月必要になる。
なので600+960=1560
なので、エが近い!という正解です。