最終回のつもりが、高度って30問あるじゃん。
情報処理技術者試験の高度区分 午前1 令和元年秋
午前1問題(全30問)を解いていきます。
※高度区分の試験では午前1が共通の問題で行われま
す。(免除の方は受験しなくていいです)難易度は応
用情報レベルと言われていますが、油断すると落とす
くらい難しいですよ。
問題の解き方や考え方をわかりやすく、解説してみる
連載です。
※問題の引用についてはIPAのルールを遵守しています。
問22
システム監査基準(平成30年)における監査手続の
実施に際して利用する技法に関する記述のうち、適切
なものはどれか。
ア インタビュー法とは、システム監査人が、直接、
関係者に口頭で問い合わせ、回答を入手する技法
をいう。
イ 現地調査法は、システム監査人が監査対象部門に
直接赴いて、自ら観察・調査するものなので、当
該部門の業務時間外に実施しなければならない。
ウ コンピュータ支援監査技法は、システム監査上使
用頻度の高い機能に特化した、しかも非常に簡単
な操作で利用できる専用ソフトウェアによらなけ
ればならない。
エ チェックリスト法とは、監査対象部門がチェック
リストを作成及び利用して、監査対象部門の見解
を取りまとめた結果をシステム監査人が点検する
技法をいう。
問23
BCPの説明はどれか。
ア 企業の戦略を実現するために、財務、顧客、内部
ビジネスプロセス、学習と成長という四つの視点
から戦略を検討したもの
イ 企業の目標を達成するために業務内容や業務の流
れを可視化し、一定のサイクルをもって継続的に
業務プロセスを改善するもの
ウ 業務効率の向上、業務コストの削減を目的に、業
務プロセスを対象としてアウトソースを実施する
もの
エ 事業の中断・阻害に対応し、事業を復旧し、再開
し、あらかじめ定められたレベルに回復するよう
に組織を導く手順を文書化したもの
問24
定性的な評価項目を定量化するために評価点を与える
方法がある。表に示す4段階評価を用いた場合、重み
及び判定内容から評価されるシステム全体の目標達成
度は、評価項目が全て目標通りだった場合の評価点に
対し、何%となるか。
ア 27
イ 36
ウ 43
エ 52
(解答と解説)
問22
イウは断定的な言い方は、怪しい・・・って思ってほ
しいですし、エは監査の独立性の観点からダメです。
ア インタビュー法とは、システム監査人が、直接、
関係者に口頭で問い合わせ、回答を入手する技法
をいう。
イ 現地調査法は、システム監査人が監査対象部門に
直接赴いて、自ら観察・調査するものなので、当
該部門の業務時間外に実施しなければならない。
ウ コンピュータ支援監査技法は、システム監査上使
用頻度の高い機能に特化した、しかも非常に簡単
な操作で利用できる専用ソフトウェアによらなけ
ればならない。
エ チェックリスト法とは、監査対象部門がチェック
リストを作成及び利用して、監査対象部門の見解
を取りまとめた結果をシステム監査人が点検する
技法をいう。
問23
BCPは事業継続計画のこと。
エ 事業の中断・阻害に対応し、事業を復旧し、再開
し、あらかじめ定められたレベルに回復するよう
に組織を導く手順を文書化したもの
問24
まず、全部3で計算すると
15+24+36=75
現状は
15+0+12=27
27/75=0.36
イ 36