高度試験の平成30年春午前1の問題(全30問)を
3問ずつ解いていきます。問題の解き方や考え方をわ
かりやすく、解説してみる連載です。
なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問19
JIS Q 20000-1(サービスマネジメントシステム要求
事項)は、サービスマネジメントシステム(以下、S
MSという)及びサービスのあらゆる場面でPDCA
方法論の適用を要求している。SMSの実行(Do)
の説明はどれか。
ア SMS及びサービスのパフォーマンスを継続的に
改善するための処置を実施する。
イ SMSを確立し、文書化し、合意する。
ウ サービスの設計、移行、提供及び改善のためにS
MSを導入し、運用する。
エ 方針、目的、計画及びサービスの要求事項につい
て、SMS及びサービスを監視、測定及びレビュ
ーし、それらの結果を報告する。
問20
JIS Q 20000-2:2013(サービスマネジメントシステム
の適用の手引)によれば、構成管理プロセスの活動と
して、適切なものはどれか。
ア 構成品目の総所有費用及び総減価償却費用の計算
イ 構成品目の特定、管理、記録、追跡、報告及び検
証、並びにCMDBでのCI情報の管理
ウ 正しい場所及び時間での構成品目の配付
エ 変更管理方針で定義された構成品目に対する変更
要求の管理
問21
企業において整備したシステム監査規程の最終的な承
認者として、最も適切な者は誰か。
ア 監査対象システムの利用部門の長
イ 経営者
ウ 情報システム部門の長
エ 被監査部門の長
(正解でござんすよ)
ウ
イ
イ
(解説するぞなもし)
問19
アが実施なので、引っかかりますよね・・・。
問20
構成管理なのですよ。
問21
そりゃそうだというお話ですが。