にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

20240615101703

まいにち高度 令和元年秋午前1問題解説 問25 問26 問27

もう1回分くらいは高度やる予定です。

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情報処理技術者試験の高度区分 午前1 令和元年秋
午前1
問題(全30問)を解いていきます。

※高度区分の試験では午前1が共通の問題で行われま
す。(免除の方は受験しなくていいです)難易度は応
用情報レベルと言われていますが、油断すると落とす
くらい難しいですよ。

問題の解き
方や考え方をわかりやすく、解説してみる
連載です。

※問題の引用についてはIPAのルールを遵守しています。

問25
半導体メーカが行っているファウンドリサービスの説
明として、適切なものはどれか。

ア 商号や商標の使用権とともに、一定地域内での商
  品の独占販売権を与える。
イ 自社で半導体製品の企画、設計から製造までを一
  貫して行い、それを自社ブランドで販売する。
ウ 製造設備をもたず、半導体製品の企画、設計及び
  開発を専門に行う。
エ 他社からの製造委託を受けて、半導体製品の製造
  を行う。


問26
プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)に
おける”花形”を説明したものはどれか。

ア 市場成長率、市場占有率ともに高い製品である。
  成長に伴う投資も必要とするので、資金創出効果
  は大きいとは限らない。
イ 市場成長率、市場占有率ともに低い製品である。
  資金創出効果は小さく、資金流出量も少ない。
ウ 市場成長率は高いが、市場占有率が低い製品であ
  る。長期的な将来性を見込むことはできるが、資
  金創出効果の大きさは分からない。
エ 市場成長率は低いが、市場占有率は高い製品であ
  る。資金創出効果が大きく、企業の支柱となる資
  金源である。


問27
CRMを説明したものはどれか。

ア 卸売業者・メーカが、小売店の経営活動を支援し
  てその売上と利益を伸ばすことによって、自社と
  の取引拡大につなげる方法である。
イ 企業全体の経営資源を有効かつ総合的に計画して
  管理し、経営の高効率化を図るための手法である。
ウ 企業内のすべての顧客チャネルで情報を共有し、
  サービスのレベルを引き上げて顧客満足度を高め、
  顧客ロイヤルティの最適化に結び付ける考え方で
  ある。
エ 生産、在庫、購買、販売、物流などのすべての情
  報をリアルタイムに交換することによって、サプ
  ライチェーン全体の効率を大幅に向上させる経営
  手法である。

 
(解答と解説)


問25
「ファウンドリ」は半導体を製造する工場のことです。

エ 他社からの製造委託を受けて、半導体製品の製造
  を行う。


問26
ITパスポートみたいだ・・・

ア 市場成長率、市場占有率ともに高い製品である。
  成長に伴う投資も必要とするので、資金創出効果
  は大きいとは限らない。

問27
CRMは顧客関係管理でしたね。


ウ 企業内のすべての顧客チャネルで情報を共有し、
  サービスのレベルを引き上げて顧客満足度を高め、
  顧客ロイヤルティの最適化に結び付ける考え方で
  ある。