にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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まいにちあいぱす 平成30年春問題解説  問45 問46 問47 問48

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あいぱすの平成30年春の問題を解いていきます。
問題の解き方や考え方をわかりやすく、解説して
みる連載です。


問45
システム監査を実施することになり監査チームを編
成した。チームに参画する全ての監査人に対して、
共通して求められる要件はどれか。

ア 監査対象からの独立性
イ 監査対象システムの詳細な技術知識
ウ 監査対象となっている業務の実務経験
エ 監査対象部署の問題点に対する改善能力


問46
発注したソフトウェアが要求事項を満たしているこ
とをユーザが自ら確認するテストとして、適切なも
のはどれか。

ア 受入れテスト
イ 結合テスト
ウ システムテスト
エ 単体テスト

問47
プロジェクトにおけるリスクには、マイナスのリス
クとプラスのリスクがある。スケジュールに関する
リスク対応策のうち、プラスのリスクへの対応策に
該当するものはどれか。

ア インフルエンザで要員が勤務できなくならない
  ように、インフルエンザが流行する前にメンバ
  全員に予防接種を受けさせる。

イ スケジュールを前倒しすると全体のコストを下
  げられるとき、プログラム作成を並行して作業
  することによって全体の期間を短縮する。

ウ 突発的な要員の離脱によるスケジュールの遅れ
  に備えて、事前に交代要員を確保する。

エ 納期遅延の違約金の支払に備えて、損害保険に
  加入する。


問48
プロジェクトマネジメントにおけるWBSの作成に
関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア 最下位の作業は1人が必ず1日で行える作業ま
  で分解して定義する。

イ 最小単位の作業を一つずつ積み上げて上位の作
  業を定義する。

ウ 成果物を作成するのに必要な作業を分解して定
  義する。

エ 一つのプロジェクトでは全て同じ階層の深さに
  定義する。

 

 

(解答と解説)


問45
イ 監査対象システムの詳細な技術知識
概要が分かれば十分です。

ウ 監査対象となっている業務の実務経験
いりません。

エ 監査対象部署の問題点に対する改善能力
改善は対象部署で行います。

正解はアです。


問46
発注したソフトウェアが要求事項を満たしているこ
とをユーザが自ら確認するテストとして、適切なも
のはどれか。

これは、ソフトウエアを導入する段階でテス
トをするやつですよ。正解はまたまたアですよ。

問47
プラスのリスクとは、利益が出るリスクのことをい
います。なので、正解はイでよろしくてよ。


問48
WBSはワークブロークンストラクチャ。仕事を一
番小さな単位まで分割することを言うよ。
イとウで迷うかもだけど、上位の作業が最小単位の
作業を積み上げたもの、とは限らないから単純に
でいいと思うよ。

 



次回もよろしくです!