高度試験の平成30年秋午前1の問題(全30問)を
3問ずつ解いていきます。問題の解き方や考え方をわ
かりやすく、解説してみる連載です。
なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問19
ソフトウェアの機能量に着目して開発規模を見積もる
ファンクションポイント法で、調整前FPを求めるため
に必要となる情報はどれか。
ア 開発者数
イ 画面数
ウ プログラムステップ数
エ 利用者数
問20
図は、ITIL 2011 editionのサービスライフサイクル
の各段階の説明と流れである。a~dの段階名の適切な
組合せはどれか。
問21
システム監査における、サンプリング(試査)に関する
用語の説明のうち、適切なものはどれか。
ア 許容逸脱率とは、受け入れることができる所定の
内部統制からの逸脱率であり、監査人がサンプル
の件数を決めるときに用いられる指標である。
イ サンプリングリスクとは、固有リスクと統制リス
クを掛け合わせた結果である。
ウ 統計的サンプリングとは、特定の種類の例外取引
を全て抽出する方法である。
エ 母集団とは、評価対象から結論を導き出すのに必
要なデータ全体のうち、リスクが高いデータの集
合である。
(正解でござんすよ)
イ
イ
ア
(解説するぞなもし)
問19
ファンクション(機能)をポイント換算し、
開発の規模を見極める方法です。
問20
ストラテジ 戦略
トランジジョン 移行
オペレーション 運用
デザイン 設計
こう、読み替えるとよろしい
問21
ウ 統計的サンプリングとは母集団の中から・・・です
エ その必要はないですな