近日中に、新連載をいくつかスタートさせます。
また、過去記事についても手を加えたりします。
ブラッシュアップリニューアル予定でーす。
あいぱすの平成30年春の問題を解いていきます。
問題の解き方や考え方をわかりやすく、解説してみる
連載です。
問49
ITガバナンスの説明として、適切なものはどれか。
ア ITサービスの運用を対象としたベストプラク
ティスのフレームワーク
イ IT戦略の策定と実行をコントロールする組織
の能力
ウ ITや情報を活用する利用者の能力
エ 各種手続にITを導入して業務の効率化を図っ
た行政機構
問50
プロジェクトマネジメントの知識工リアには、プロ
ジェクトコストマネジメント、プロジェクトスコー
プマネジメント、プロジェクト品質マネジメント、
プロジェクトリスクマネジメントなどがある。プロ
ジェクト品質マネジメントで行う活動として、適切
なものはどれか。
ア 成果物の受入れ基準などを遵守するために、必
要な作業の手順や達成の度合いを測る尺度を定
めて管理する。
イ プロジェクトが予算内で完了できるように管理
する。
ウ プロジェクトにマイナスの影響を及ぼす潜在的
な事象を特定し、分析した上で、対応策を策定
し、監視とコントロールを行う。
エ プロジェクトの成功のために実施する必要があ
る作業を定義し、管理する。
問51
新しく開発した業務システムのテストに、利用部門
の立場で参画することになった。利用部門の立場で
確認すべき事項として、適切なものはどれか。
ア 業務上の要件が満たされていること
イ 個々のプログラムがプログラム仕様書どおりに
動作すること
ウ システムが利用するネットワークの監視が決め
られた手順どおりに実施できること
エ プログラム間のデータの受渡しが設計書の規定
どおりに行われること
問52
内部統制における相互けん制を働かせるための職務
分掌の例として、適切なものはどれか。
ア 営業部門の申請書を経理部門が承認する。
イ 課長が不在となる間、課長補佐に承認権限を委
譲する。
ウ 業務部門と監査部門を統合する。
エ 効率化を目的として、業務を複数部署で分担し
て実施する。
(解答と解説)
問49
ITガバナンスはITを経営に効率的に活用するこ
とをいうよ。
ア ITサービスの運用を対象としたベストプラク
ティスのフレームワーク
ITILのこと。
ウ ITや情報を活用する利用者の能力
情報リテラシのこと。
エ 各種手続にITを導入して業務の効率化を図っ
た行政機構
電子政府とかですね。
正解はイですよ。
問50
イ プロジェクトが予算内で完了できるように管理
する。
コストですね。
ウ プロジェクトにマイナスの影響を及ぼす潜在的
な事象を特定し、分析した上で、対応策を策定
し、監視とコントロールを行う。
リスクマネジメント。
エ プロジェクトの成功のために実施する必要があ
る作業を定義し、管理する。
スコープですね。
なので、正解はアですよー。
問51
これを運用テストっていいます。運用テストでは性
能だとか内部をを意識する必要はありません。
正解はアです。
問52
内部統制における相互けん制は申請と承認を分割す
ることで達成できます。正解はアです。
次回もよろしくお願いします。