にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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まいにちあいぱす 平成30年春 問1 問2 問3 問4

帰ってきました!新連載です!

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あいぱすの平成30年春の問題を解いていきます。
問題の解き方や考え方をわかりやすく、解説してみ
る連載です。

問1
製品と市場が、それぞれ既存のものか新規のものか
で、事業戦略を"市場浸透""新製品開発""市場開拓"
"多角化"の四つに分類するとき、"市場浸透"の事例
に該当するものはどれか。

ア 飲料メーカが、保有技術を生かして新種の花を
  開発する。
イ カジュアル衣料品メーカが、ビジネススーツを
  販売する。
ウ 食品メーカが、販売エリアを地元中心から全国
  に拡大する。
エ 日用品メーカが、店頭販売員を増員して基幹商
  品の販売を拡大する。

 

問2
コンピュータなどの情報機器を使いこなせる人と使
いこなせない人との間に生じる、入手できる情報の
質、量や収入などの格差を表す用語はどれか。

ア ソーシャルネットワーキングサービス
イ ディジタルサイネージ
ウ ディジタルディバイド
エ ディジタルネイティブ

 

問3
システムのライフサイクルを、企画プロセス、要件
定義プロセス、開発プロセス、運用プロセス、保守
プロセスとしたとき、経営層及び各部門からの要求
事項に基づいたシステムを実現するためのシステム
化計画を立案するプロセスとして、適切なものはど
れか。

ア 開発プロセス
イ 企画プロセス
ウ 保守プロセス
エ 要件定義プロセス


問4
企業の情報システム戦略で明示するものとして、適
切なものはどれか。

ア ITガバナンスの方針
イ 基幹システムの開発体制
ウ ベンダ提案の評価基準
エ 利用者の要求の分析結果


<解答と解説> 

問1
これ?教科書にあったっけ?みたいな問題で、国語
というか社会常識が問われる問題でしょう。

既存のものは「市場浸透」や「新製品開発」でしょ
う。

より一層、皆さんに親しまれるような商品を作るの
が、浸透で。新製品開発は、いろんな味を作って飽
きさせない?みたいな感じですかね。

新規のものは「市場開拓」「多角化」でしょうか。
ここでは問われていないので、省きますが。そんな
感じですかね?

なので、市場に出回ってる商品をより多くの人に知
ってもらう努力のことでしょう。

となると、ウも迷うんですが。商品の販売エリアを
増やすことがこれを実現するとは限りません。

正解はエでしょう。 


問2

ア ソーシャルネットワーキングサービス
同じ趣味の人や仲間と人間関係を作っていくサービ
ス。ツイッターとかですね。

イ ディジタルサイネージ
液晶とかで広告を写すあれです。違いますね。

エ ディジタルネイティブ
パソコンとかITが生まれながらにしてある世代の
ことをいいます。

なので、正解はウです。デジタルデバイド(情報格
差)といいます。

 

問3
企画プロセス(計画を練る)
要件定義プロセス(何が必要か決める)
開発プロセス(実際に作る)
運用プロセス(使ってみる)
保守(改良する)

こんな感じですので、正解は
イ 企画プロセス

でよろしいかと思います。

問4
企業が経営にあたって、情報システムを有効に活用
するための作戦のことを情報システム戦略といいま
す。つまり。

イ 基幹システムの開発体制
開発体制は後からでしょ・・・

ウ ベンダ提案の評価基準
ベンダは関係ないです。あくまで企業が主体です。

エ 利用者の要求の分析結果
同様に、利用者目線ではありません。

ア ITガバナンスの方針
これが正解になります。


そいでは、次回も頑張りましょう!
そいそーい!!