にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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pythonで学ぶ超初心者プログラミング (11)リスト構造 その2


プログラミング超初心者向けの連載です。

この講座の目標は高校生が「共通テスト」ないしは「基本情報処理
技術者」でPythonライクな疑似言語に困らないレベルにすること。

もちろん、他の言語を学ばれた方にも「Python」に馴染んでいただ
けるような内容にできたらと考えています。

Python+VSCの組み合わせでやっています。環境設定は過去記事を
ご覧ください。

2.1.4 リスト内容の変更

a=[10,20,30,40,50]

a[0]=99

a[1]="おはよう"

print(a)


a[0]の値は99になりますが、驚くのは
a[1]の値が文字列型の「おはよう」
になってしまうことです。この混在は
ちょっとびっくりします。

2.1.5 リスト内容の操作

#リスト

a=[10,20,30,40,50]

#加える

a.append(60)

#反転させる

a.reverse()

#削除する

a.pop(3)

#該当する値を表示する
print(a.index(3))

1 appendで50の後ろに60が入ります。
2 reverseでは順番が逆になるのでa[0]が60になります。
3 popはリストを削除してしまいます。
4 indexでは、リスト内に該当する値があれば表示します
 が、該当がなければ表示しません。

このようにリスト型では配列の長さが変化し、内容も入れ
替えたり様々な型を利用できます。

既存言語のプログラマには違和感があるかもしれませんが、
やりたいことを素直に書けば実現できる。人間味ある言語
だと思います。

 

続きます!