プログラミング超初心者向けの連載です。
この講座の目標は高校生が「共通テスト」ないしは「基本情報処理
技術者」でPythonライクな疑似言語に困らないレベルにすること。
もちろん、他の言語を学ばれた方にも「Python」に馴染んでいただ
けるような内容にできたらと考えています。
Python+VSCの組み合わせでやっています。環境設定は過去記事を
ご覧ください。
4.1 条件分岐とインデント
「もし条件1ならば処理内容を実行する」
if 条件1:
処理内容1
処理内容の前にある空欄を「インデント」といいます。
インデントはその命令が「上の命令の子分だよ!」と
いうことを意味します。(TABキーを打ち込むことで
空白を表示します)
例えば
a=1
if a==1:
print("One")
print("いち")
こんなプログラムが存在するとき
print("One")はifの部下なのでaが1のとき
Oneと表示されますが・・・
「いち」は子分ではないため、IFの判定に
関わらず表示されちゃいます。
4.1.1 年齢を判定する
#inputで入力された値をintに変換して渡す
age=int(input("年齢を入力してね"))
#条件を判定する
if age<18:
print("あなたは未成年ですね")
これは条件が一つしかないので、該当しない
場合処理が何も行われません。
4.2 条件分岐ELSE
「もし条件1ならば処理内容1を実行する、そうで
なければ処理内容2を実行する」
#inputで入力された値をintに変換して渡す
age=int(input("年齢を入力してね\n>>"))
#条件を判定する
if age<18:
print("あなたは未成年ですね!")
else:
print("あなたは成人ですね!")
これは確かに、条件に当てはまらない場合は
別の処理を用意しています。しかし、もっと
細かく条件を指定する場合はどうすればいい
でしょうか?
続きます!