にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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pythonで学ぶ超初心者プログラミング (14)条件分岐


プログラミング超初心者向けの連載です。

この講座の目標は高校生が「共通テスト」ないしは「基本情報処理
技術者」でPythonライクな疑似言語に困らないレベルにすること。

もちろん、他の言語を学ばれた方にも「Python」に馴染んでいただ
けるような内容にできたらと考えています。

Python+VSCの組み合わせでやっています。環境設定は過去記事を
ご覧ください。

 

4.1 条件分岐とインデント

「もし条件1ならば処理内容を実行する」

if 条件1:

    処理内容1

処理内容の前にある空欄を「インデント」といいます。
インデントはその命令が「上の命令の子分だよ!」と
いうことを意味します。(TABキーを打ち込むことで
空白を表示します)


例えば

a=1
if a==1:
      print("One")
print("いち")

こんなプログラムが存在するとき

print("One")はifの部下なのでaが1のとき
Oneと表示されますが・・・

「いち」は子分ではないため、IFの判定に
関わらず表示されちゃいます。

4.1.1  年齢を判定する

#inputで入力された値をintに変換して渡す

age=int(input("年齢を入力してね"))

#条件を判定する

if age<18:

    print("あなたは未成年ですね")


これは条件が一つしかないので、該当しない
場合処理が何も行われません。

4.2 条件分岐ELSE

「もし条件1ならば処理内容1を実行する、そうで
なければ処理内容2を実行する」

 

#inputで入力された値をintに変換して渡す

age=int(input("年齢を入力してね\n>>"))


#条件を判定する

if age<18:

    print("あなたは未成年ですね!")

else:

    print("あなたは成人ですね!")

これは確かに、条件に当てはまらない場合は
別の処理を用意しています。しかし、もっと
細かく条件を指定する場合はどうすればいい
でしょうか?

続きます!