プログラミング超初心者向けの連載です。
この講座の目標は高校生が「共通テスト」ないしは「基本情報処理
技術者」でPythonライクな疑似言語に困らないレベルにすること。
もちろん、他の言語を学ばれた方にも「Python」に馴染んでいただ
けるような内容にできたらと考えています。
Python+VSCの組み合わせでやっています。環境設定は過去記事を
ご覧ください。
6.2.2 デフォルトの引数
引数をあらかじめ指定しておく方法があります。
#関数
def kakezan(a,b=9):
print(a*b)
#数字を入力
a=input("9の段の掛け算>>")
#関数に引数を与え実行
kakezan(int(a))
あらかじめ関数の引数の中で=9と数値を固定しておく
と何が入ってきても「9」になります。
6.3 戻り値のある関数
Returnをしておくと、関数で処理した内容を変数に戻す
ことができます。ちょっと難しいですよ。
#関数
def menseki(a):
global b
b=a*a*3.14
return b
#数字を入力
a=input("半径を入れて>>")
#関数に引数を与え実行
menseki(int(a))
#答えを表示
print("半径"+str(a)+"の面積は"+str(b))
関数では半径aを受け取って、
bの値を外へ戻す(return)します。
もし、returnしなければ、答えを表示するところで
bってなんだ?みたいなエラーになってしまいます。
続きます!