にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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pythonで学ぶ超初心者プログラミング (15)条件分岐2


プログラミング超初心者向けの連載です。

この講座の目標は高校生が「共通テスト」ないしは「基本情報処理
技術者」でPythonライクな疑似言語に困らないレベルにすること。

もちろん、他の言語を学ばれた方にも「Python」に馴染んでいただ
けるような内容にできたらと考えています。

Python+VSCの組み合わせでやっています。環境設定は過去記事を
ご覧ください。

4.3 条件分岐の公式3

もし条件1ならば処理内容1を実行 そうでないとき条件2なら
処理内容2を実行、それ以外は処理内容3を実行させます。


if 条件1:

<インデント>処理内容1

elif 条件2:

<インデント>処理内容2

else:

<インデント>処理内容3

 

#inputで入力された値をintに変換して渡す

age=int(input("年齢を入力してね\n>>"))

#条件を判定する

if age<6:

    print("無料です")

elif age<13:

    print("小学生料金です")

else:

    print("通常料金です")


他の言語とelseifの書き方が違うので注意でございます。

4.4 論理演算子

処理条件が複数ある場合の処理に使うのが論理演算子
です。(AND OR NOTですね)

 

age=int(input("年齢を入力してね\n>>"))


#条件を判定する

if age<6 or age>60:

    print("無料です")

else:

    print("通常料金です")

論理演算子は左側から判定されることに注意しましょう。

4.5 論理演算子の結合

このように書くこともできます。

 

age=int(input("年齢を入力してね\n>>"))

#条件を判定する

if  6<age>60:

    print("無料です")

else:

    print("通常料金です")

 

この場合は左側の条件が先に判定され、その後右側の
条件が判定されます。

続きます!