情報処理技術者試験 ネットワークスペシャリストの
令和4年度春問題、午前2を隔日2問ずつ解いていき
ます。
問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問21
DNSの再帰的な問合せを使ったサービス妨害攻撃(DNSリ
フレクタ攻撃)の踏み台にされないための対策はどれか。
ア DNSサーバをDNSキャッシュサーバと権威DNSサー
バに分離し、インターネット側からDNSキャッシュサー
バに問合せできないようにする。
イ 問合せがあったドメインに関する情報をWhoisデータ
ベースで確認してからDNSキャッシュサーバに登録する。
ウ 一つのDNSレコードに複数のサーバのIPアドレスを割
り当て、サーバへのアクセスを振り分けて分散させるよう
に設定する。
エ ほかの権威DNSサーバから送られてくるIPアドレスと
ホスト名の対応情報の信頼性を、デジタル署名で確認する
ように設定する。
問22
量子アニーリング方式の量子コンピュータの説明として、適切
なものはどれか。
ア 極低温の環境の中で、量子ゲートを用いて演算する。
イ 従来のCPUと同様に命令を使って演算、記憶と制御がで
きる。
ウ 複数のデータに同一の演算処理を高速に実行できる。
エ 膨大な選択肢の中から最適な選択肢を探すアルゴリズムに
特化している。
(正解)
アエ
(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています
ア DNSサーバをDNSキャッシュサーバと権威DNSサー
バに分離し、インターネット側からDNSキャッシュサー
バに問合せできないようにする。
イ 問合せがあったドメインに関する情報をWhoisデータ
ベースで確認してからDNSキャッシュサーバに登録する。
リフレクタの対策になっていません
ウ 一つのDNSレコードに複数のサーバのIPアドレスを割
り当て、サーバへのアクセスを振り分けて分散させるよう
に設定する。負荷分散です
エ ほかの権威DNSサーバから送られてくるIPアドレスと
ホスト名の対応情報の信頼性を、デジタル署名で確認する
ように設定する。DNSSECです
問22
量子アニーリング方式の量子コンピュータの説明として、適切
なものはどれか。
量子コンピュータは組み合わせを探し出すのが大得意です。
ア 極低温の環境の中で、量子ゲートを用いて演算する。
イ 従来のCPUと同様に命令を使って演算、記憶と制御がで
きる。
ウ 複数のデータに同一の演算処理を高速に実行できる。
エ 膨大な選択肢の中から最適な選択肢を探すアルゴリズムに
特化している。