ラーストー!
情報処理技術者試験の高度区分 午前1 令和元年秋
午前1問題(全30問)を解いていきます。
※高度区分の試験では午前1が共通の問題で行われま
す。(免除の方は受験しなくていいです)難易度は応
用情報レベルと言われていますが、油断すると落とす
くらい難しいですよ。
問題の解き方や考え方をわかりやすく、解説してみる
連載です。
※問題の引用についてはIPAのルールを遵守しています。
問28
RPA(Robotic Process Automation)の説明はどれか。
ア ホワイトカラーの単純な間接作業を、ルールエン
ジンや認知技術などを活用して代行するソフトウ
ェア
イ 自動制御によって、対象物をつかみ、動かす機能
や、自動的に移動できる機能を有し、また、各種
の作業をプログラムによって実行できる産業用ロ
ボット
ウ 車両の状態や周囲の環境を認識し、利用者が行き
先を指定するだけで自律的な走行を可能とする
レーダ、GPS、カメラなどの自動運転関連機器
エ 人の生活と同じ空間で安全性を確保しながら、食
事、清掃、移動、コミュニケーションなどの生活
支援に使用されるロボット
問29
損益分岐点分析でA社とB社を比較した記述のうち、
適切なものはどれか。
ア 安全余裕率はB社の方が高い。
イ 売上高が両社とも3,000万円である場合、営
業利益はB社の方が高い。
ウ 限界利益率はB社の方が高い。
エ 損益分岐点売上高はB社の方が高い。
問30
プログラムの著作物について、著作権法上、適法であ
る行為はどれか。
ア 海賊版を複製したプログラムと事前に知りながら
入手し、業務で使用した。
イ 業務処理用に購入したプログラムを複製し、社内
教育用として各部門に配布した。
ウ 職務著作のプログラムを、作成した担当者が独断
で複製し、他社に貸与した。
エ 処理速度を向上させるために、購入したプログラ
ムを改変した。
(解答と解説)
問28
RPAとくれば、単純作業のお手伝い!
ア ホワイトカラーの単純な間接作業を、ルールエン
ジンや認知技術などを活用して代行するソフトウ
ェア
問29
消去法になってしまいますが、
ア 安全余裕率はB社の方が高い。
イ 売上高が両社とも3,000万円である場合、営
業利益はB社の方が高い。
同じだからなあ・・・
ウ 限界利益率はB社の方が高い。
計算してみると、逆になります。
エ 損益分岐点売上高はB社の方が高い。
これもAがいいです
問30
プログラムの著作物について、著作権法上、適法であ
る行為はどれか。
エ 処理速度を向上させるために、購入したプログラ
ムを改変した。