自宅でできる「全集中常中」の練習
情報処理技術者試験の高度区分 午前1 令和元年秋
午前1問題(全30問)を解いていきます。
※高度区分の試験では午前1が共通の問題で行われま
す。(免除の方は受験しなくていいです)難易度は応
用情報レベルと言われていますが、油断すると落とす
くらい難しいですよ。
問題の解き方や考え方をわかりやすく、解説してみる
連載です。
※問題の引用についてはIPAのルールを遵守しています。
問19
アローダイアグラムで表される作業A〜Hを見直した
ところ、作業Dだけが短縮可能であり、その所要日数
は6日間に短縮できることが分かった。作業全体の所
要日数は何日間短縮できるか。
ア 1
イ 2
ウ 3
エ 4
問20
ITサービスマネジメントの活動のうち、インシデン
ト管理及びサービス要求管理として行うものはどれか。
ア サービスデスクに対する顧客満足度が合意した
サービス目標を満たしているかどうかを評価し、
改善の機会を特定するためにレビューする。
イ ディスクの空き容量がしきい値に近づいたので、
対策を検討する。
ウ プログラム変更を行った場合の影響度を調査する。
エ 利用者からの障害報告を受けて、既知の誤りに該
当するかどうかを照合する。
問21
クラウドサービスの導入検討プロセスに対するシステ
ム監査において、クラウドサービス上に保存されてい
る情報の消失の予防に関するチェックポイントとして、
最も適切なものはどれか。
ア 既存の社内情報システムとのIDの一元管理の可
否が検討されているか。
イ クラウドサービスの障害時における最大許容停止
時間が検討されているか。
ウ クラウドサービスを提供する事業者に信頼が置け、
かつ、事業やサービスが継続して提供されるかど
うかが検討されているか。
エ クラウドサービスを提供する事業者の施設内のネ
ットワークに、暗号化通信が採用されているかど
うかが検討されているか。
(解答と解説)
問19
クリティカルパスは
A5
C5
F15
H6
なので31
Dが短縮されると
F12となるので
ウ 3
問20
インシデント管理はサービスの復旧を目指します。
エ 利用者からの障害報告を受けて、既知の誤りに該
当するかどうかを照合する。
問21
クラウドサービス上に保存されている情報の消失の予防
ウ クラウドサービスを提供する事業者に信頼が置け、
かつ、事業やサービスが継続して提供されるかど
うかが検討されているか。