にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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まいにちあいぱす 平成31年春問題解説 問17 問18 問19 問20

またまた登場、新しい3文字言葉。RPAです。

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ITパスポート試験の平成31年春問題を解いてい
きます。問題の解き方や考え方をわかりやすく、解
説してみる連載です。


毎日、一緒に少しずつやってみませんか?

 

問17
要件定義プロセスの不備に起因する問題はどれか。

ア システム開発案件の費用対効果の誤った評価
イ システム開発案件の優先順位の誤った判断
ウ システム開発作業の委託先の不適切な選定手続
エ システムに盛り込む業務ルールの誤った解釈


問18
貸借対照表を説明したものはどれか。

ア 一定期間におけるキャッシュフローの状況を活
  動区分別に表示したもの
イ 一定期間に発生した収益と費用によって会社の
  経営成績を表示したもの
ウ 会社の純資産の各項目の前期末残高、当期変動
  額、当期末残高を表示したもの
エ 決算日における会社の財務状態を資産・負債・
  純資産の区分で表示したもの


問19
RPA(Robotic Process Automation)に関する記述と
して、最も適切なものはどれか。

ア ホワイトカラーの定型的な事務作業を、ソフト
  ウェアで実現されたロボットに代替させること
  によって、自動化や効率化を図る。
イ システムの利用者が、主体的にシステム管理や
  運用を行うことによって、利用者のITリテラ
  シの向上や、システムベンダへの依存の軽減な
  どを実現する。
ウ 組立てや搬送などにハードウェアのロボットを
  用いることによって、工場の生産活動の自動化
  を実現する。
エ 企業の一部の業務を外部の組織に委託すること
  によって、自社のリソースを重要な領域に集中
  したり、コストの最適化や業務の高効率化など
  を実現したりする。


問20
実用新案権の保護対象として、適切なものはどれか。

ア 圧縮比率を大きくしても高い復元性を得られる
  工夫をした画像処理プログラム
イ インターネットを利用し、顧客の多様な要望に
  対応できるビジネスモデル
ウ 岩石に含まれているレアメタルを無駄なく抽出
  して、資源を有効活用する方法
エ 電気スタンドと時計を組み合わせて夜間でも容
  易に時刻を確かめられる機器

 

(解答と解説)


問17
要件定義プロセスでは、システムに必要な機能を業
務に合わせて選び出します。正解はエです。

問18
貸借対照表は財産の状況を表すものです。正解はエ
です。


問19
RPA(Robotic Process Automation)
新しい言葉ですね。これ、難しいんですが。正解は
になります。他のやつはどっかでみたことある説
明ですね。

問20
実用新案権は「今あるものの新しい使い方」です。
かつ、物品の形状に関するものです。
ビジネスモデルは特許になります。正解はエです。