にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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平成31年春 ITパスポート試験(シラバス4.0)の状況について

ITパスポートは新しいシラバスになり、初めての
試験が今週末より実施されております。

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果たして、試験問題の内容はどのように変化してい
るのか。新シラバスの問題はどの程度出題されてい
るのか。また、難易度はどうなっているのか。

これらについて、書いてみたいと思います。

なお、にしのAは講師としてNDA(秘密保持契約)
を結んでおります。この内容は、職務上知り得た情
報ではなく。また、業務とは一切関係ありません。

あくまで、にしの夫妻のもつネットワークにおける
情報を参考に記事を書いております。

よって、公式のものではありませんし。信憑性とい
う点では憶測の域を出ませんので、ご利用の際はご
注意ください。

あくまで「らしいよ」というお話です。責任は取れ
ませんのでお願いします。

1 問題内容

受験者の過去問平均点と当日の点数を比較します。
過去問がほぼ9割以上取れる生徒で本番は8割程度
ということを考えると。これまで通り、

過去問から 約55%前後の出題。
残りは新出の問題であったといえます。

また、新シラバスについては約10%程度の出題
であったと推定されます。ただし、予想通り過去問
ができていれば、新しい用語は比較的導きやすい問
題であったようです。

今後は徐々に新シラバスの問題が増えるとのこと。
今、急な対策は不要な気がしますが、合否に関わる
以上は「目を通すべき」でしょう。

2 難易度

これはあくまで、CBTですので体感もあるかと思
いますが「思ったより簡単」という感想が多かった
です。年度のはじめ、ということもあったのでしょ
う。

3 勉強法について

過去問を繰り返せば良い、だけものではありません。

過去問の正解率は受験に行くまでに100%に近づ
けておくのは大事なことですが、それ以上に新出の
問題にも対応できるようにするために。

基礎的な内容を理解しているか、が重要になります。
具体的には。

・なぜ、その解答になるのか、説明できること。
・正解以外の語群について、それが何であるのか説
 明ができること。

これを徹底させてください。

過去問道場などをお使いの方は、アイウエの選択肢
をシャッフルできるはずなので。是非お試しくださ
い。ついつい、正答を「ただ覚えて」しまっている
と、正解率が大きく下がると思います。

以上です。