にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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まいにちあいぱす 平成30年秋問題解説 問29 問30 問31 問32

久しぶりに、プラス気温になりそうな札幌でし。

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あいぱすの平成30年秋の問題を解いていきます。
問題の解き方や考え方をわかりやすく、解説してみる
連載です。

問29
画期的なビジネスモデルの創出や技術革新などの意味
で用いられることがある用語として、最も適切なもの
はどれか。

ア イノベーション
イ マイグレーション
ウ リアルオプション
エ レボリューション


問30
BYODの説明として、適切なものはどれか。

ア 企業などにおいて、従業員が私物の情報端末を自
  社のネットワークに接続するなどして、業務で利
  用できるようにすること
イ 業務プロセスを抜本的に改革し、ITを駆使して
  業務の処理能力とコスト効率を高めること
ウ 事故や災害が発生した場合でも、安定的に業務を
  遂行できるようにするための事業継続計画のこと
エ 自社の業務プロセスの一部を、子会社や外部の専
  門的な企業に委託し、業務の効率化を図ること


問31
記述a〜cのうち、技術戦略に基づいて、技術開発計
画を進めるときなどに用いられる技術ロードマップの
特徴として、適切なものだけを全て挙げたものはどれ
か。

a技術者の短期的な業績管理に向いている。
b時間軸を考慮した技術投資の予算及び人材配分の計
 画がしやすい。
c創造性に重きを置いて、時間軸は余り考慮しない。

ア a
イ a、b
ウ a、b、c
エ b


問32
不適切な行為に関する記述a〜cのうち、不正競争防
止法で規制されている行為だけを全て挙げたものはど
れか。

a営業秘密となっている他社の技術情報を、第三者か
 ら不正に入手した。
b会社がライセンス購入したソフトウェアパッケージ
 を、不正に個人のPCにインストールした。
cキャンペーン応募者の個人情報を、本人に無断で他
 の目的に利用した。

ア a
イ a、b
ウ a、b、c
エ b、c

 

 
(解答と解説)

問29
画期的なビジネスモデルの創出や技術革新
なので、デデデデデ・・・レボリューション!
と行きたいとこですがイノベーションです。

正解はアです。

問30
BYODは、私物の利用ですね。
正解はアです。

問31
技術ロードマップの特徴ですが。
あの、インテルのCPUのロードマップとかみたこと
ないですか?そうですか。

a技術者の短期的な業績管理に向いている。
いえ、業績は関係ないです。

b時間軸を考慮した技術投資の予算及び人材配分の計
 画がしやすい。
それな!

c創造性に重きを置いて、時間軸は余り考慮しない。
いや、時間軸大事ですよ。

というわけで、正解はエです。

問32
不正競争防止法
といえば。「デットコピー」「営業秘密」です。


a営業秘密となっている他社の技術情報を、第三者か
 ら不正に入手した。
これは該当しそう。

b会社がライセンス購入したソフトウェアパッケージ
 を、不正に個人のPCにインストールした。
著作権の問題ですね。

cキャンペーン応募者の個人情報を、本人に無断で他
 の目的に利用した。
個人情報保護の問題です。

なので、正解はアとなります。