プログラミング超初心者向けの連載です。
この講座の目標は高校生が「共通テスト」ないしは「基本情報処理
技術者」でPythonライクな疑似言語に困らないレベルにすること。
もちろん、他の言語を学ばれた方にも「Python」に馴染んでいただ
けるような内容にできたらと考えています。
Python+VSCの組み合わせでやっています。環境設定は過去記事を
ご覧ください。
2.1 リスト型
変数はa=1のように、箱のなかに値やらデータを1つ収納することが
できました。
リストはこの変数に複数のデータを入れることができる型のことです。
箱のなかに仕切りがあるかたち。お饅頭の箱みたいなイメージで捉え
てください。
2.1.1 リスト型
a=[10,20,30,40,50]
print(a[0],a[1],a[2],a[3],a[4])
--------------
10 20 30 40 50
このようにお饅頭のケースには左から0、1、2、3・・・
と番号(番地)が振ってあり。出力結果は順番になります。
2.1.2 マイナスのインデックス
a=[10,20,30,40,50]
print(a[-5])
print(a[-3])
-------------------
10
30
マイナスは後ろから何個めかを指定するものです。
ただし、−5と指定してリストの中が5個以上ない
場合はエラーとなってしまいます。
2.1.3 リストの全出力
a=[10,20,30,40,50]
print(a)
こだわりなくリストの内容を全部出力する場合。
番地を指定しないでリストを書くだけでOKです。
さてさて、プログラミングを少しやっていた方には
「配列」とどう違うのか?ちょっと便利になっただ
けじゃん?って思うかもしれません。
その謎については次回以降とします。
続きます!