にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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pythonで学ぶ超初心者プログラミング (9)埋め込み型


プログラミング超初心者向けの連載です。

この講座の目標は高校生が「共通テスト」ないしは「基本情報処理
技術者」でPythonライクな疑似言語に困らないレベルにすること。

もちろん、他の言語を学ばれた方にも「Python」に馴染んでいただ
けるような内容にできたらと考えています。

Python+VSCの組み合わせでやっています。環境設定は過去記事を
ご覧ください。

1.9  数値と文字列の併用2 埋め込み型

f”文字列”の形にすると変数の値を埋め込んだ形で記載することが
できます。これ、なかなか便利ですよ。


1.9.1 先ほどまでのやり方

a=500

print("このパンは"+str(a)+"円です")


文字列型に直してから出力していますね。
これは先ほどまでと同じやり方になります。

1.9.2 埋め込み型

a=500

print(f"このパンは{a}円です")


はい、これが新しい形です。こうすると型変換(str(a))を
しなくていいので、便利ですよね。

1.9.3 埋め込み型の計算

a=500

b=3

print(f"このパンは定価{a}円で{b}個なので{a*b}円です")

応用するとこのように、変数の中身を表示しつつ
変数同士の計算をすることもできます。

続きます!