プログラミング超初心者向けの連載です。
この講座の目標は高校生が「共通テスト」ないしは「基本情報処理
技術者」でPythonライクな疑似言語に困らないレベルにすること。
もちろん、他の言語を学ばれた方にも「Python」に馴染んでいただ
けるような内容にできたらと考えています。
Python+VSCの組み合わせでやっています。環境設定は過去記事を
ご覧ください。
割り切れるのになぜfloat?
前回の疑問ですが、一言でいえば「仕様」になりますが。
割り算であれば小数以下が出てくる・・・確率が高いので
そうしてるんだろうなあ。と、想像しています。さて、今
回は計算結果を好きな型に変換していきます。
1.6 型変換
pythonでは前回やったように計算結果で型が変わりますが、
変数の型を指定していきましょう。
1.6.1 int型をfloat型に
a=100
print(float(a))
---------
100.0
1.6.2 float型をint型に
a=3.1
print(int(a))
---------
3
小数は省略されてしまいます。
1.7 文字列の連結
+記号を使うと文字列を連結することができます。
1.7.1 文字列の連結
a="北海道"
b="日本ハム"
c=a+b
print(c)
------------
北海道日本ハム
1.7.2 連結の繰り返し
a="北海道"
b="日本ハム"
c=a+b
print(c*3)
------------
北海道日本ハム北海道日本ハム北海道日本ハム
同じ文字列が3回も出てきちゃいます!
1.8 数値と文字列の共用
文字列と数値型などは、一緒に使うことができないので
変換してから使いましょう。
1.8.1 エラーの出る連結
a=25
b="周年"
c=a+b
print(c)
エラー出ちゃいますね!
数値と文字は計算式では連結できません!
1.8.2 数値を文字列に変換すると・・・
a=25
b="周年"
c=str(a)+b
print(c)
---------------
25周年
これはちゃんと出ます!
続きます!