にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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pythonで学ぶ超初心者プログラミング (6)演算と変数型


プログラミング超初心者向けの連載です。

この講座の目標は高校生が「共通テスト」ないしは「基本情報処理
技術者」でPythonライクな疑似言語に困らないレベルにすること。

もちろん、他の言語を学ばれた方にも「Python」に馴染んでいただ
けるような内容にできたらと考えています。

Python+VSCの組み合わせでやっています。

 

1.5  変数型

計算結果によって、変数は様々な形に変化します。

変数にはこのような型名があります

string(文字列) int(整数) float(浮動小数点) 

double(倍精度小数点) bool(真偽) など

次の問題で、結果がどうなるか試してみてください。

 

1.5.1 整数同士の計算

#変数に代入

a=3

b=2

#計算する

c=a+b

#表示する
print(c)

#型を調べる

Print(type(c))




結果は     型であるといえる

そうです・・・整数と整数なので整数型(int)になります。

 

1.5.2 整数と小数の計算

#変数に代入

a=3.1

b=2

#計算する

c=a+b

#表示する
print(c)

#型を調べる

Print(type(c))


結果は     型であるといえる

予想通り、整数と小数ですと。答えは小数ですからfloatになります。

 

1.5.3  割り切れない

#変数に代入

a=3

b=2

#計算する

print(a/b)
#表示する

print(c)

#型を調べる

Print(type(c))

結果は     型であるといえる

割り切れないものも、結果は小数ですからfloat。
ここまではわかる。

 

1.5.4 割り切れる

#変数に代入

a=4

b=2

#計算する

print(a/b)

#表示する

print(c)

#型を調べる

Print(type(c))



結果は     型であるといえる

4を2で割った時、答えは2なので。
整数型かと思いきやまさかの小数型になります。
なあぜ?

続きます!