にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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pythonで学ぶ超初心者プログラミング (5)変数と演算


プログラミング超初心者向けの連載です。

この講座の目標は高校生が「共通テスト」ないしは「基本情報処理
技術者」でPythonライクな疑似言語に困らないレベルにすること。

もちろん、他の言語を学ばれた方にも「Python」に馴染んでいただ
けるような内容にできたらと考えています。

以下は設定に関する過去記事です。Python+VSCの組み合わせでや
っています。

1.3  変数と演算

変数を利用して計算してみましょう。
ちなみに#はコメントアウトといい、それ以降の部分は改行までコメ
ントされ、プログラムとしては実行されません。

1.3.1 加算

#変数に10を代入

a=10

#3を加算します

print(a+3)


これは簡単ですね。「13」と出ます。

1.3.2 積算

#変数bに2を積算して入れます

b=2

print(b*2)

これも大丈夫なはず。「4」と出ます。

1.4  短縮表現

1.3.1と1.3.2は短縮表現を使って表すことができます。

1.4.1 加算の短縮形

#変数に10を代入 

a=10

#3を加算しますa=a+3の短縮表現

a+=3

#a=a+1の短縮表現でこれを使うと

#a++
#エラーになります。パイソンでは使えません。


print(a)

1.4.2 積算の短縮形

b=2

#変数bに2を積算して入れます b=b*2の短縮表現

b*=2

print(b)


短縮表現はちょっと難しいので、わからなくても今は
問題なしです。次に進みましょう!

続きます!