にしのクエスト2

情報処理技術者試験と資格学校講師の日常

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pythonで学ぶ超初心者プログラミング (4)変数


プログラミング超初心者向けの連載です。

この講座の目標は高校生が「共通テスト」ないしは「基本情報処理
技術者」でPythonライクな疑似言語に困らないレベルにすること。

もちろん、他の言語を学ばれた方にも「Python」に馴染んでいただ
けるような内容にできたらと考えています。

以下は設定に関する過去記事です。Python+VSCの組み合わせでや
っています。

 

www.nsnq.tech

 

www.nsnq.tech

1.2  変数

プログラミングでは変数というものを使います。変数とは値を入れ
ておく「箱」のようなものです。

 a=5  ←「変数aに5を入れておく」

このように書き表します。
しかし、変数ってなぜ必要なのでしょう?

例えば、計算するだけなら、前回のprint文でいうならば。

print(12+13)

でいいわけです。しかし、出力されたものを見ると

「25」とはなりますが。振り返るとどんな式だったのかわ
かりません。(掛け算??)

また、一度表示してしまうと結果は消えてしまいます。

ゆえに

a=5

b=3

c=a+b

print(a,b,c)


出力    5,3,8

とでもしてあげると、元の計算式や元のaやbの値はわかり
ます。また、aやbが書き換えられることなくcに計算結果が
記録されることになります。

続きます!