プログラミング超初心者向けの連載です。
この講座の目標は高校生が「共通テスト」ないしは「基本情報処理
技術者」でPythonライクな疑似言語に困らないレベルにすること。
もちろん、他の言語を学ばれた方にも「Python」に馴染んでいただ
けるような内容にできたらと考えています。
以下は設定に関する過去記事です。Python+VSCの組み合わせでや
っています。
1.2 変数
プログラミングでは変数というものを使います。変数とは値を入れ
ておく「箱」のようなものです。
a=5 ←「変数aに5を入れておく」
このように書き表します。
しかし、変数ってなぜ必要なのでしょう?
例えば、計算するだけなら、前回のprint文でいうならば。
print(12+13)
でいいわけです。しかし、出力されたものを見ると
「25」とはなりますが。振り返るとどんな式だったのかわ
かりません。(掛け算??)
また、一度表示してしまうと結果は消えてしまいます。
ゆえに
a=5
b=3
c=a+b
print(a,b,c)
出力 5,3,8
とでもしてあげると、元の計算式や元のaやbの値はわかり
ます。また、aやbが書き換えられることなくcに計算結果が
記録されることになります。
続きます!