これにて30問ですが、
#KEEP LEARNING
情報処理技術者試験の高度区分 午前1 平成31年
春午前1問題(全30問)を解いていきます。
※高度区分の試験では午前1が共通の問題で行われま
す。(免除の方は受験しなくていいです)難易度は応
用情報レベルと言われていますが、油断すると落とす
くらい難しいですよ。
問題の解き方や考え方をわかりやすく、解説してみる
連載です。
※問題の引用についてはIPAのルールを遵守しています。
問28
IoT活用におけるディジタルツインの説明はどれか。
ア インターネットを介して遠隔地に設置した3Dプ
リンタへ設計データを送り、短時間に複製物を製
作すること
イ システムを正副の二重に用意し、災害や故障時に
システムの稼働の継続を保証すること
ウ 自宅の家電機器とインターネットでつながり、稼
働監視や操作を遠隔で行うことができるウェアラ
ブルデバイスのこと
エ ディジタル空間に現実世界と同等な世界を、様々
なセンサで収集したデータを用いて構築し、現実
世界では実施できないようなシミュレーションを
行うこと
問29
発生した故障について、発生要因ごとの件数の記録を
基に、故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に
表現するのに適している図法はどれか。
ア 特性要因図
イ パレート図
ウ マトリックス図
エ 連関図
問30
個人情報のうち、個人情報保護法における要配慮個人
情報に該当するものはどれか。
ア 個人情報の取得時に、本人が取扱いの配慮を申告
することによって設定される情報
イ 個人に割り当てられた、運転免許証、クレジット
カードなどの番号
ウ 生存する個人に関する、個人を特定するために用
いられる勤務先や住所などの情報
エ 本人の病歴、犯罪の経歴など不当な差別や不利益
を生じさせるおそれのある情報
(解答と解説)
問28
ディジタルツインはセンサなどの物理から送られてく
る情報をもとにシミュレーションを行うことです。
エ ディジタル空間に現実世界と同等な世界を、様々
なセンサで収集したデータを用いて構築し、現実
世界では実施できないようなシミュレーションを
行うこと
問29
ABC分析といいます。
イ パレート図
問30
要配慮個人情報はその情報によって不当な差別などの
可能性がある情報のこと。
エ 本人の病歴、犯罪の経歴など不当な差別や不利益
を生じさせるおそれのある情報