スマホの画面が大きいと、見られる範囲も増えてし
まいます。
ITパスポート試験の平成31年春問題を解いてい
きます。問題の解き方や考え方をわかりやすく、解
説してみる連載です。
問89
スマートフォンを利用するときに、ソーシャルエン
ジニアリングに分類されるショルダーハックの防止
策として、適切なものはどれか。
ア OSを常に最新の状態で利用する。
イ 位置情報機能をオフにする。
ウ スクリーンにのぞき見防止フィルムを貼る。
エ 落下、盗難防止用にストラップを付ける。
問90
入力画面で数値を入力すべきところに誤って英字を
入力したらエラーメッセージが表示され、再入力を
求められた。このような工夫をしておく設計思想を
表す用語として、適切なものはどれか。
ア フールプルーフ
イ フェールソフト
ウ フォールトトレランス
エ ロールバック
問91
E−R図で表現するものはどれか。
ア HDD内のデータの物理的な配置
イ エンティティ同士の関係
ウ 処理の流れ
エ 入力データ及び出力データ
問92
関係データベースを構築する際にデータの正規化を
行う目的として、適切なものはどれか。
ア データに冗長性をもたせて、データ誤りを検出
する。
イ データの矛盾や重複を排除して、データの維持
管理を容易にする。
ウ データの文字コードを統一して、データの信頼
性と格納効率を向上させる。
エ データを可逆圧縮して、アクセス効率を向上さ
せる。
(解答と解説)
問89
ショルダーハックは肩越しに盗み見をするってこと
なので、ウが有効です。
問90
愚か者対策ことフールプルーフが有効です。アが正
解。
問91
E−R図といったら、実体と関連なのでイが正解。
問9
正規化を行う目的は表をスッキリして、見やすく
処理しやすくすること。矛盾や重複の排除。イが
正解です。