情報処理技術者試験 レベル4 ネットワークスペシャリスト
試験の令和3年度午後2問題(全25問)を隔日3問ずつ解い
ていきます。問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきま
しょう。
なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
※この年度は、コロナの影響で試験は春にありました。
問4
図のネットワークで、数字は二つの地点間で同時に使用でき
る論理回線の多重度を示している。X地点からY地点までには
同時に最大幾つの論理回線を使用することができるか。
ア 8
イ 9
ウ 10
エ 11
問5
CSMA/CAやCSMA/CDのLANの制御に共通しているCSMA方式
に関する記述として、適切なものはどれか。
ア キャリア信号を検出し、データの送信を制御する。
イ 送信権をもつメッセージ(トークン)を得た端末がデータを送
信する。
ウ データ送信中に衝突が起こった場合は、直ちに再送を行う。
エ 伝送路が使用中でもデータの送信はできる。
問6
ネットワークのQoSを実現するために使用されるトラフィック制
御方式に関する説明のうち、適切なものはどれか。
ア 通信を開始する前にネットワークに対して帯域などのリソー
スを要求し、確保の状況に応じて通信を制御することを、ア
ドミッション制御という。
イ 入力されたトラフィックが規定された最大速度を超過しない
か監視し、超過分のパケットを破棄するか優先度を下げる制
御を、シェーピングという。
ウ パケットの送出間隔を調整することによって、規定された最
大速度を超過しないようにトラフィックを平準化する制御を、
ポリシングという。
エ フレームの種類や宛先に応じて優先度を変えて中継すること
を、ベストエフォートという。
(正解)
ウアア
(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
・紫字は解説となっています
問4
図のネットワークで、数字は二つの地点間で同時に使用でき
る論理回線の多重度を示している。X地点からY地点までには
同時に最大幾つの論理回線を使用することができるか。
ア 8
イ 9
ウ 10
エ 11
XからACまで11
ACからDGまで10
DGからYまで12
なので、最大で10です。
問5
CSMA/CAやCSMA/CDのLANの制御に共通しているCSMA方式
に関する記述として、適切なものはどれか。
ア キャリア信号を検出し、データの送信を制御する。
イ 送信権をもつメッセージ(トークン)を得た端末がデータを送
信する。
ウ データ送信中に衝突が起こった場合は、直ちに再送を行う。
エ 伝送路が使用中でもデータの送信はできる。
衝突起こらないように、伝送路の状況を管理するのがCSMAです。
問6
ネットワークのQoSを実現するために使用されるトラフィック制
御方式に関する説明のうち、適切なものはどれか。
ア 通信を開始する前にネットワークに対して帯域などのリソー
スを要求し、確保の状況に応じて通信を制御することを、ア
ドミッション制御という。
イ 入力されたトラフィックが規定された最大速度を超過しない
か監視し、超過分のパケットを破棄するか優先度を下げる制
御を、シェーピングという。ポリシングです
ウ パケットの送出間隔を調整することによって、規定された最
大速度を超過しないようにトラフィックを平準化する制御を、
ポリシングという。シェーピングです
エ フレームの種類や宛先に応じて優先度を変えて中継すること
を、ベストエフォートという。
ベストエフォートですが。最善は尽くすが、要求されたもの
は出てこない的なことです。