計算問題は実際に手を動かしてやってみましょお。
高度試験の平成30年秋午前1の問題(全30問)を
3問ずつ解いていきます。問題の解き方や考え方をわ
かりやすく、解説してみる連載です。
なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問7
1桁の2進数A、Bを加算し、Xに桁上がり、Yに桁上げな
しの和(和の1桁目)が得られる論理回路はどれか。
問8
バーチャルリアリティにおけるモデリングに関する記
述のうち、レンダリングの説明はどれか。
ア ウェアラブルカメラ、慣性センサなどを用いて非
言語情報を認識する処理
イ 仮想世界の情報をディスプレイに描画可能な形式の画
像に変換する処理
ウ 視覚的に現実世界と仮想世界を融合させるために、そ
れぞれの世界の中に定義された3次元座標を一致させ
る処理
エ 時間経過とともに生じる物の移動などの変化について、
モデル化したものを物理法則などに当てはめて変化さ
せる処理
問9
自然数を除数とした剰余を返すハッシュ関数がある。
値がそれぞれ571、1168、1566である三つのレコード
のキー値を入力値としてこのハッシュ関数を施したと
ころ、全てのハッシュ値が衝突した。このとき使用し
た除数は幾つか。
ア 193
イ 197
ウ 199
エ 211
(正解でござんすよ)
ア
イ
ウ
(解説するぞなもし)
問7
桁上がりなので、両方とも1を入れてくだしゃい。
問8
レンダリングは描画のことを言いましゅ。
問9
全部193で割ってみて、あまりが同じなものが
正解でございます。