情報処理技術者試験 応用情報処理の令和4年度春問
題を2問ずつ解いていきます。
問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問59
監査調書に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア 監査調書には、監査対象部門以外においても役立つ情報があるの
で、全て企業内で公開すべきである。
イ 監査調書の役割として、監査実施内容の客観性を確保し、監査の
結論を支える合理的な根拠とすることなどが挙げられる。
ウ 監査調書は、通常、電子媒体で保管されるが、機密保持を徹底す
るためバックアップは作成すべきではない。
エ 監査調書は監査の過程で入手した客観的な事実の記録なので、監
査担当者の所見は記述しない。
問60
監査証拠の入手と評価に関する記述のうち、システム監査基準(平成30
年)に照らして、適切でないものはどれか。
ア アジャイル手法を用いたシステム開発プロジェクトにおいては、管
理用ドキュメントとしての体裁が整っているものだけが監査証拠と
して利用できる。
イ 外部委託業務実施拠点に対する監査において、システム監査人が委
託先から入手した第三者の保証報告書に依拠できると判断すれば、
現地調査を省略できる。
ウ 十分かつ適切な監査証拠を入手するための本調査の前に、監査対象
の実態を把握するための予備調査を実施する。
エ 一つの監査目的に対して、通常は、複数の監査手続を組み合わせて
監査を実施する。
(正解)
イア
(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
問59
監査調書に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア 監査調書には、監査対象部門以外においても役立つ情報があるの
で、全て企業内で公開すべきである。
イ 監査調書の役割として、監査実施内容の客観性を確保し、監査の
結論を支える合理的な根拠とすることなどが挙げられる。
ウ 監査調書は、通常、電子媒体で保管されるが、機密保持を徹底す
るためバックアップは作成すべきではない。
エ 監査調書は監査の過程で入手した客観的な事実の記録なので、監
査担当者の所見は記述しない。
問60
監査証拠の入手と評価に関する記述のうち、システム監査基準(平成30
年)に照らして、適切でないものはどれか。
ア アジャイル手法を用いたシステム開発プロジェクトにおいては、管
理用ドキュメントとしての体裁が整っているものだけが監査証拠と
して利用できる。
イ 外部委託業務実施拠点に対する監査において、システム監査人が委
託先から入手した第三者の保証報告書に依拠できると判断すれば、
現地調査を省略できる。
ウ 十分かつ適切な監査証拠を入手するための本調査の前に、監査対象
の実態を把握するための予備調査を実施する。
エ 一つの監査目的に対して、通常は、複数の監査手続を組み合わせて
監査を実施する。