ルータはネットワークの位置関係を把握するため、
「ルーティングテーブル」(住所録みたいなもんだ)を参考にしている。
この編集を手作業でメンテナンスしてるのを
「スタティックルーティング」
経路情報を自動収集してるのを
「ダイナミックルーティング」っていいます。
ルータは送信相手のルータへの行き方を探すため、
ルーティングテーブル(住所録)を検索しますが、
その時のアルゴリズム(考え方)がふたつ。
距離(ディスタンス)と方向(ベクタ)のみを要因としてネットワーク
の経路を評価する(近いかどうかだけをルート選定の基準にする)
欠点は、
・伝達速度を考慮しない(混んでる道だって近ければ選んじゃう)
・ネットワークが複雑だと経路にループが起こる
(くるくる同じ場所を巡る)
※「スパニングツリー」とちょっと似てるから注意だ。
「リンクステート」代表格は「OSPF」プロトコル
ネットワークの全地図を(トポロジ情報)をルータ内に保存してしまう。
効率的な経路設定が可能だが、データを全部で保持するために負荷が増
大してしまう。