油断すると落ちます。それが、高度です・・・
情報処理技術者試験の高度区分 午前1 令和元年秋
午前1問題(全30問)を解いていきます。
※高度区分の試験では午前1が共通の問題で行われま
す。(免除の方は受験しなくていいです)難易度は応
用情報レベルと言われていますが、油断すると落とす
くらい難しいですよ。
問題の解き方や考え方をわかりやすく、解説してみる
連載です。
※問題の引用についてはIPAのルールを遵守しています。
問4
先頭ポインタと末尾ポインタをもち、多くのデータが
ポインタでつながった単方向の線形リストの処理のう
ち、先頭ポインタ、末尾ポインタ又は各データのポイ
ンタをたどる回数が最も多いものはどれか。ここで、
単方向のリストは先頭ポインタからつながっているも
のとし、追加するデータはポインタをたどらなくても
参照できるものとする。
ア 先頭にデータを追加する処理
イ 先頭のデータを削除する処理
ウ 末尾にデータを追加する処理
エ 末尾のデータを削除する処理
問5
容量がaMバイトでアクセス時間がxナノ秒の命令キ
ャッシュと、容量がbMバイトでアクセス時間がyナ
ノ秒の主記憶をもつシステムにおいて、CPUからみ
た、主記憶と命令キャッシュとを合わせた平均アクセ
ス時間を表す式はどれか。ここで、読み込みたい命令
コードがキャッシュに存在しない確率をrとし、キャ
ッシュメモリ管理に関するオーバヘッドは無視できる
ものとする。
問6
ジョブ群と実行の条件が次のとおりであるとき、一時
ファイルを作成する磁気ディスクに必要な容量は最低
何Mバイトか。
ア 100
イ 150
ウ 200
エ 250
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