情報処理技術者試験 応用情報処理の令和4年度春問
題を2問ずつ解いていきます。
問題の解き方や考え方を理解し、暗記していきましょ
う。なお、問題の引用ルールはIPAに準じています。
問77
A社は、B社と著作物の権利に関する特段の取決めをせず、A社の要
求仕様に基づいて、販売管理システムのプログラム作成をB社に委
託した。この場合のプログラム著作権の原始的帰属に関する記述の
うち、適切なものはどれか。
ア A社とB社が話し合って帰属先を決定する。
イ A社とB社の共有帰属となる。
ウ A社に帰属する。
エ B社に帰属する。
問78
不正アクセス禁止法で規定されている、"不正アクセス行為を助長す
る行為の禁止"規定によって規制される行為はどれか。
ア 業務その他正当な理由なく、他人の利用者IDとパスワードを正
規の利用者及びシステム管理者以外の者に提供する。
イ 他人の利用者IDとパスワードを不正に入手する目的で、フィッ
シングサイトを開設する。
ウ 不正アクセスの目的で、他人の利用者IDとパスワードを不正に
入手する。
エ 不正アクセスの目的で、不正に入手した他人の利用者IDとパス
ワードをPCに保管する。
(正解)
エア
(本日のクリティカルフレーズ)
・問題に潜む、解答を導くフレーズを赤字で示しています。
こうきたら、こう返すフレーズですので、要暗記です。
問77
A社は、B社と著作物の権利に関する特段の取決めをせず、A社の要
求仕様に基づいて、販売管理システムのプログラム作成をB社に委
託した。この場合のプログラム著作権の原始的帰属に関する記述の
うち、適切なものはどれか。
ア A社とB社が話し合って帰属先を決定する。
イ A社とB社の共有帰属となる。
ウ A社に帰属する。
エ B社に帰属する。
取り決めがないのなら、業務上であっても作った人のものになります。
問78
不正アクセス禁止法で規定されている、"不正アクセス行為を助長す
る行為の禁止"規定によって規制される行為はどれか。
ア 業務その他正当な理由なく、他人の利用者IDとパスワードを正
規の利用者及びシステム管理者以外の者に提供する。
イ 他人の利用者IDとパスワードを不正に入手する目的で、フィッ
シングサイトを開設する。
ウ 不正アクセスの目的で、他人の利用者IDとパスワードを不正に
入手する。
エ 不正アクセスの目的で、不正に入手した他人の利用者IDとパス
ワードをPCに保管する。
不正アクセス禁止法では
・IDパスワードの無断利用
・妨害行為
のほかに
・IDパスワードを広めること
があります。